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『二月の勝者』中学受験の厳しさを感じる漫画

カリスマ講師が中学受験を指導する!子ども・保護者必見の漫画!

『二月の勝者』基本情報

原 作高瀬志帆
出版社小学館
掲 載ビッグコミックスピリッツ
発刊数続刊中(連載中)
他メディアドラマ化(2021年放送予定)

『二月の勝者』あらすじ

主人公の黒木蔵人は業界トップの合格実績を誇るフェニックスを辞め、桜花ゼミナール吉祥寺校に新校舎長に着任した。「学習塾は、子供の将来を売る場所です」と言い放つ冷徹な顔を持ち、新人講師の佐倉麻衣と衝突することが度々ある。中学受験という不安定な子どもたち相手に塾講師として、現実を突きつけながら、各学力層にいる子どもの深い理解に基づく指導をするなど指導力の高さをみせつける。果たして、中学受験は無事に成功するのだろうか…。

過激な発言に秘められた真実の言葉

本の内容は中学受験を舞台とした学習塾の物語であるが、主人公の黒木蔵人は過激な発言を繰り返す。

  • 「中学受験は課金ゲーム」
  • 「親はスポンサー」
  • 「子供を合格に導くのは父親の経済力と母親の狂気」

物語の序盤に出てくる、これらの言葉を聞けば嫌な奴の印象を受け、読者の言葉を代弁してくれるのが新人講師の佐倉麻衣に感じる。ただ、黒木の言葉に秘められた思いは、絶対志望校に全員合格させるという思いである。そのために現実を突きつけるセリフなのだが、真実の話をしていることも多く胸に突き刺さる場面もある。

出典:小学館

そして、黒木は無表情であるが、人の気持ちがわからない人間ではない。実際に、子どもたちに支持されている場面が多数みられるように、子どもたちや保護者のフォローをしながら運営している。そして、彼自身も痛みを感じているからこそ、物語の舞台である桜花ゼミナール吉祥寺校に着任したのである。

新人ならではの理想主義的発言をするが、皆の気持ちを代弁してくれるヒロイン

黒木の吉祥寺校には新人の佐倉麻衣が働き始める。元気が取り柄な彼女は、塾業界の裏側を知りながら成長していく物語もある。

出典:小学館

一番、読者に近い立場で物事を考えてくれるので物語をよりわかりやすくしてくれる。当初は黒木に対して不信感を抱く面もあったが、次第に受験のテクニックに浸透するようになっていく。

クールな黒木と熱血の佐倉という対照的な二人がいるからこそ物語の面白さが増していくのである。

子どもの個性は色々、親の個性も色々である

中学受験に向けて取り組む小学生の個性は色々である。明るい子、プライドが高い子、不登校気味な子、勉強しない子など生徒1人1人に物語がある。一方で、保護者の個性の方が目立ってしまう。

中学受験は保護者の関わり方が重要になってくるが、過保護すぎ・放置すぎ・親の意見が優先など子どもたちを悩ませる問題は多くある。そのため、黒木が対応しなくてはいけないのは子どもだけでなく親の対応も求められる。

 

誰もに観て欲しい漫画である

中学受験を内容にしていると、自分は関係ないと思いがちだが受験を通して人生を生きるヒントが隠されている。場面場面で、心に響く言葉を言ってくれており、

  • 「人にただ「答え」を教えてもらっているうちは「学習」とは呼べない」
  • 黒木が高校受験より中学受験が好きな理由「先生に好かれた方が有利」

この様な的を得た表現が多数物語の中で発言しています。子育てにも応用できる内容があるし、考えさせられる内容が多いです。

 

 

テレビドラマ化が決定している作品(2021年放送予定)

黒木蔵人( 柳楽優弥)・佐倉麻衣( 井上真央)・灰谷純演(加藤シゲアキ)で日テレ系で放送予定である。(コロナの影響で放送が延期している)

放送延期にはなりましたが、どの様な展開になるかが気になります。放送前に、全館読破しておくのも良いかもしれません。

 

『二月の勝者』のまとめ

中学受験をテーマにしている珍しい作品ではあるが、どの年齢層が読んでも楽しめる作品です。特に子育て世代であれば、なお集中するかもしれません。まだ、連載中のため完結していませんが、刊数が少ないうちに読んでおきましょう。

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