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『GIANT KILLING(ジャイアントキリング)』監督が主人公の熱いサッカー漫画

監督からの視点だけでない面白さ

『GIANT KILLING』の基本情報

原 作ツジトモ
出版社講談社
掲 載モーニング
発刊数続刊中(連載中)
他メディアアニメ化(2010年)

あらすじ

1部リーグのETUは人気も実力も低迷する中で毎年残留争いをしている弱小チームであった。その中で、かつてETUのスター選手であった達海猛がイギリスの地元のアマチュアクラブをFAカップベスト32にまで勝ち進ませた手腕を買われて古巣ETUに監督として戻ってくる。選手の意識・サポーターとの対立・マスコミの批判などを乗り越えてリーグ優勝を目指す。

 

 

主人公は監督だがゲーム中は目立たない存在

主人公の達海猛はかつてはスター選手であったが、足の怪我からプレイができなくなり監督をしていた。

出典:『GIANT KILLING』の公式ツイッター

監督が主人公であるから熱血な監督をイメージするが、普段は抜けていたり・突拍子もないことを言って周囲を焦らせる点が多くだらしない面が多い。それなのに試合になるとスイッチが入ったかのような的確な指示を伝える点ができる監督のイメージを植え付ける。

出典:『GIANT KILLING』の公式ツイッター

ただ、試合を描いているシーンでは当然、選手たちが中心になるため試合中は目立っていないことが多い。だからこそ、サッカー漫画としての面白さだけでなく、監督の視点からサッカーが見れる面白さもある。

 

もう1人の重要人物の存在が物語を面白くさせる

この作品で重要なのは椿大介(MF)である。スピードのある若手選手ではあるが、自信・度胸がなく達海が監督に就任するまで目立たない存在であった。

出典:『GIANT KILLING』の公式ツイッター

それにも関わらず、レギュラーから日本代表と成長を続けている。ポイントポイントで達海がアドバイスしているかもしれないが急成長をとげている。冷静に考えれば、1シージン中の出来事のために何段飛ばしで成長しているんだろうとも感じるが…。ただ、彼の成長が物語を面白くさせる。

当然、日本代表戦になると達海の出番が少なくなるため主人公が交代したように感じてしまう。

 

 

味方チーム・敵チームの個性が強いからこそ面白い

登場人物のキャラクターが濃い。味方チームで言えばジーノ村越 茂幸夏木 陽太郎が好きである。ジーノは王子と呼ばれている様に意味不明な言動が多く変わっているが試合中の椿とのやり取りからも悪い人間ではない。ただ、勘違いしているだけなんだと感じる。そして、村越の哀愁漂う中でのプレーや葛藤は長年中心選手として苦悩してきた姿が響く。ダービー後の行動がキャラになさすぎて面白い。そして、夏木のオーバーヘッドバックパスは素敵の一言に尽きる。

大阪ガンナーズの監督ダルファーが負けず嫌いすぎる点は楽しめる。何度も死闘を繰り返す中で達海の戦術にはまるわけだが、そもそも優勝候補の監督であるのに喜怒哀楽の激しさが楽しめる。

 

感動するシーンもあります

サッカー漫画であるが、色々なものを背負った登場人物が戦っているので物語もあります。特に好きなのが達海の現役復帰を宣言したシーンです。チームのためにでた行動で彼の本音が心を響きます。また、名古屋グランパレスの川瀬が色々な思いをもって戦っているシーンは好きになれます。

 

 

監督・選手だけでなくサポーターにも視点をあてた漫画

サッカー漫画であればサポーターや運営側の視点はおまけ程度しか描かれていない場合が多いが、本作では両方ともしっかりとした物語として描かれている。そのため、サッカーを中心とした物語としてリアリティさが出ている。ただ、色々な物語が入っているため50巻以上が出版されていても1シージンが終わっていない。クライマックスに近づいているが、今後はどの様なストーリーになるかが気になる作品である。

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