公 開 | 2005年 |
監 督 | 山下敦弘 |
時 間 | 114分 |
出 演 | ペ・ドゥナ 前田亜季 香椎由宇 関根史織 |
主題歌 | THE BLUE HEARTS「終わらない歌」 |
ある高校の文化祭の数日前に、軽音楽部の5人組のギターが骨折したことを発端に分裂してしまい3人しか残らなかった。ステージに立つことを諦めかけていた3人に、偶然通りかかった韓国からの留学生であるソン(ペ・ドゥナ)をボーカルに引き入れ、THE BLUE HEARTSのカバーで文化祭を目指す。
ボーカルのソンは適当に返事をする癖があり、バンドのメンバーが揃わなかったときに立花恵から「バンドやらない?」の言葉に適当に「はい」と答えてしまった。ここから物語が始まるのだが、当然だが短時間の出来事にあるにもかかわらず、恋愛や友情などのドタバタがおこる。
本作では微妙な人間関係が描かれており、一人一人の個性が描かれているが、微妙な距離感の連続がリアリティのある高校生を描いている。その中で曲を仕上げて舞台に立つという難しさが面白い。
THE BLUE HEARTSが好きなら是非観て欲しい作品である。「リンダ・リンダ」からの「終わらない歌」はジーンときます。正直、歌声が上手いというわけではないですが、「リンダ・リンダ」の良さはバンドメンバーだけでなく観客も含めて盛り上がる点です。映画のシーンにもあるようにみんなが盛り上がる曲です。この映画を観た後にTHE BLUE HEARTSの曲を聞きたくなることは間違いありません。
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