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『LOVE』週刊少年サンデーに掲載されていた熱く深いテニス漫画に熱中する

女の子が年齢・性別を偽ってテニスの名門校にライバルを追って入学する

『LOVe』の基本情報

作 者石渡治
出版社小学館
掲 載週刊少年サンデー(1993~1999)
発刊数全30巻

『LOVe』について

12歳の高樹愛は小笠原諸島へ向かっていた最中に、船内でテニスの壁打ちを続ける少年・鯨岡洋平と出会う。洋平のおかげでテニスに興味を持っていく愛であったが、肝心の洋平はテニスの名門校に入学するために小笠原を去ってしまう。諦めきれない愛は、年齢や性別を偽ってテニスの名門校である男子校に入学することになる。

石渡治の作品らしくない輪郭が柔らかい登場人物

本作は女の子を主人公にしていることもあり、比較的輪郭が柔らかい姿の登場人物が多い。石渡治の作品は熱い男が多いが、高樹愛が女の子であるため非常に柔らかい物語に見える。ただ、ストーリーは実際には中学生の女の子が男子高校生に扮してテニスを戦っていくため、決してほのぼのぢた内容ではない。

『B・B』の主人公である高樹翎の娘である高樹愛が本作の主人公であるが、前作の闇の部分はなくした作品であり、誰にでも読みやすい作品になっている。そして、なぜ高樹愛が異常なまでの能力を持っているかは前作と併せて読めば知ることができる。

キャラクターの個性が非常に重要な物語

石渡治作品の多くは登場人物に大きな闇や悩みを抱えている場合も多い。今作では山城剛がそれに該当する。高校生の頂点に君臨した人物であったが、鯨岡洋平が入学するとその座を失うことになる。挫折よ壁にぶつかったことで間違った方向へ進んでいき、恐ろしいまでの姿に変貌する。

ただ、石渡作品の魅力は登場人物に色々な背景があることが面白い点である。他の作品委は登場する、どうしようもなく嫌な登場人物は本作では少ないため安心して観ることができる作品である。

物語の展開が面白い作品である

本作は色々な角度から作品を見ることができ、愛と洋平が再戦出来るのかという王道の点だけではなく、そもそも愛が男子校に入学して性別がばれないかの点である。普通考えればバレるだろうと思うのですが、チームメイトたちの少し間抜けな点が物語を面白くしてくれます。特に愛を可愛く思ってしまうが決して自分は男が好きではないという葛藤など、何てお馬鹿なんだろうと思ってします。

そして、最後の後日談など、この後の物語も非常に内容が濃いストーリーを感じさせてくれる。少年誌に連載していた割に複雑な背景もあるため、大人が読んでも十分楽しめる作品です。

週刊少年サンデーに掲載された作品紹介

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