公 開 | 1992年(アメリカ1991年) |
監 督 | バリー・ソネンフェルド |
時 間 | 100分 |
出 演 | アンジェリカ・ヒューストン ラウル・ジュリア クリストファー・ロイド |
主題歌 | M.C.ハマー |
配 給 | パラマウント映画 |
興行収入 | $191,502,426 |
ある街に一軒の不気味な屋敷があった。住人はアダムズ一家であり、ゴメズと夫人で魔女の血を引くモーティシア、子どものウェンズデーとパグズリーの姉弟、グラニー(モーティシアの母)、使用人のラーチ、手だけしかないハンドの7人暮らしであった。一見すれば、不気味で暗く陰鬱な雰囲気漂う一家だが幸せに暮らしていた。そこに25年前に失踪したアダムス家の長男であるフェスターが戻ってきたが…。
不気味な一家を中心とした物語であり、コメディ要素もあるため不気味であるけども面白い作品である。一家では、世間ではダメなこと(嫌なこと)を喜ぶため、そのズレた場面を見るのが面白い。
例えば、ウェンズデーで電流が流れる拷問器具に弟のパグズリーを座らせて遊んでいる(二人とも楽しそう)であったり、パグズリーは道路の標識を抜いて事故をおこして楽しんでいるなど不謹慎ではあるけど、どこか笑える作品である。
原作では小太りのゴメズであるが、映画ではダンディーな主人であるが思い込みが激しく、やはりズレた感性を持っていて面白い。
物語の全般は古い映画らしいストーリーであり、安心して観れる作品である。この時代の作品を観るとCGや合成のレベルが上がったことが痛感できる。キャラクターの1人?であるハンドは手だけでしかないが、一家が屋敷から追い出された後に会社で働くなど一生懸命な姿に可愛らしさも感じる。
ある意味で雑な設定でもあり、お化けであることを隠している?わけでもないような…あるような…、不思議で突っ込みどころが満載であるが、それが昔の映画の良さでもある。今見ても楽しめる作品である。
そして、『アダムス・ファミリー』と言えば、音楽である。耳から離れない曲は名曲である。アニメ版が公開されたので、もう1度古い映画を観るのもお勧めします。
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