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『センゴク』戦国時代に失敗と挽回を繰り返しながら成長してゆく戦国漫画

織田信長・豊臣秀吉の活躍を追える漫画

『センゴク』の基本情報

作 者宮下英樹
出版社講談社
掲 載週刊ヤングマガジン(2004年~2007年)
発刊数全15巻(*センゴク天正記へ続く)

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感想(1件)

『センゴク』のあらすじ

主人公は仙石権兵衛秀久であり、斎藤家に仕えていたが織田信長に捉えられて部下として迎え入れられる。そして、木下藤吉郎秀吉(豊臣秀吉)の寄騎として金ヶ崎の退き口、姉川の戦い、比叡山焼き討ち、三方ヶ原の戦い、一乗谷城の戦いと戦い続ける。史実への新たな解釈をしながら織田信長の生涯を学べる歴史漫画である。

『センゴク』の魅力

主人公が仙石権兵衛秀久とマイナーな武将の物語ではあるが、木下藤吉郎秀吉(豊臣秀吉)の寄騎となることで主要な戦いを追体験できる。そして、作中では織田信長の視点や木下藤吉郎秀吉(豊臣秀吉)の視点になるなど、何が起きているのかがわかりやすく理解することができる。最初は、作画が荒々しく感じたが読めば読むほど面白くなってくる。ストーリーがしっかりしている分、読んで楽しい漫画である。

歴史を知らない読者でも十分理解できるだけでなく、『センゴク』はサブタイトルを変えて現在も続いており、細かい内容まで描写されているので歴史好きにはたまらない1冊である。

仙石権兵衛秀久と木下藤吉郎秀吉の成長物語

仙石権兵衛秀久が木下藤吉郎秀吉(豊臣秀吉)に仕えた頃は秀吉もまだまだ地位が低い状態にあった。竹中半兵衛重門も軍師になっていない状態で2人は失敗と挽回を繰り返して成長をしていく。

織田信長を窮地に追いやった金ヶ崎の退き口では絶体絶命の状態を必死に生き延びていく姿が描かれている。特に秀吉の演説シーンは人心掌握の凄さを感じられた。そして、小谷城攻めのシーンでは仙石権兵衛秀久だけでなく秀吉の成長を感じられた。織田信長から大名に成長した秀吉の成長は心にジーンとくるものがある。

2人も失敗をしながらも挽回して取り戻してきた人物であり、必死に生き抜いた姿が楽しめる。

作者の新たな解釈で描かれる物語

作者は従来の定説ではなく、現地調査や史料などから新解釈を基に物語を描いている場面も多い。その際に、読者にこの解釈の理由は何かと述べられており、しっかりと調べていることがわかる。

歴史をしっかり調べているからこそ漫画自体にリアリティさが出てきて面白いのであろう。歴史に基づいているため、ある程度のストーリーは知っているにも関わらず、描写の面白さから見入ってしまう。

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