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『MIX』あだち充が描くタッチから数十年後の高校野球漫画

再び明青学園が甲子園を目指して観客を沸かせる

『MIX』の基本情報

作 者あだち充
出版社小学館
掲 載ゲッサン(2012年~)
発刊数既刊17巻(2021年2月現在)
アニメ読売テレビ・日本テレビ系列(2019年)
H Phttps://twitter.com/mix_ytvanime(アニメ版公式twitter)

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価格:530円
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感想(15件)

『MIX』あらすじ

明青学園中等部2年生の立花投馬・立花走一郎は同年同月同日に生まれたが、血の繋がらない兄弟である。母を亡くした投馬と父を亡くした走一郎・妹で1年生の立花音美の3人は、7年前に両親の再婚によって義兄弟となった。複雑な家族であるが仲良く暮らしていた。ただ、明青学園は『タッチ』んお主人公である上杉達也の活躍から26年が経過して弱小校に代わっていた。再び、立花投馬(投手)・立花走一郎(捕手)のバッテリーで甲子園に行けるのか。

『MIX』はあだち充の高校野球を描いた傑作の1つである

『MIX』を読んでて良い点は、『タッチ』の世界観を壊していない点である。もちろん、所々で『タッチ』のような場面を描いているが、『MIX』だけでも成立するつくりになっている。勢南高校の西村勇が監督になって登場しているが、色々なシーンで『タッチ』をにおわせながら物語が進んでいくことが非常に良い。記憶喪失になっている原田龍平などは『MIX』と『タッチ』の世界をつなげる役割を果たしている。懐かしく思えるファンにも嬉しい内容である。

出典:https://twitter.com/mix_ytvanime(アニメ版公式twitter)

主人公の立花投馬(投手)・立花走一郎(捕手)ともに努力もでき才能溢れる人物である。それぞれの父親と縁がある明青学園でチームメイトを引っ張りながら甲子園を目指していくあたりは高校野球ならではの物語である。高校や有を知らなくても楽しめる内容である。

あだち充の独特の間が物語を面白くする

あだち充作品の凄いところが間の取り方である。スポーツマンがであれば展開が早い感じがするが、色々な場面で間を上手く使ってくる点が秀逸である。

出典:https://twitter.com/mix_ytvanime(アニメ版公式twitter)

物語が単調でないため、それぞれの人間関係の模様を上手く間を使いながら表現している点である。それは『タッチ』の時からそうであるが、アニメ版を観るのも良いが、是非原作でも見てほしい。

例えば、二階堂 大輔などは当初は単純に嫌な奴であったが物語が進むにつれて見方も変わってくる。立花兄弟の邪魔ばかりしていたが(事情はあったが)、立花兄弟と「互いに謝らない」という条件で折り合いをつける物語は秀逸である。また、西村勇が監督となって戻ってきて、ふと昔を思い出すシーンなど間を上手く使っているように感じる。

野球だけでなく、色々な人物の物語を描いた傑作を是非ご覧ください。

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