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『僕はビートルズ』ビートルズのコピーバンドがタイムスリップしてデビューする漫画

ビートルズの存在感を感じることができる漫画

『僕はビートルズ』の基本情報

原 作藤井哲夫
作 画かわぐちかいじ
出版社講談社
掲 載モーニング(2010年~2012年)
発刊数全10巻

『僕はビートルズ』あらすじ

2010年にビートルズのコピーバンド「ファブ・フォー」はメンバーのレイは脱退を決めた。最後のステージを終えたマコトは六本木駅でレイを引き留めようと説得するが考えを変えないレイをホームに突き飛ばす。腕をつかんでレイ、ショウ、マコトはホームに落ち、反対側のホームにいたコンタも異変に気付いた。次に目を覚ました時にショウとマコトは1961年3月11日へタイムスリップしていたことがわかる。そして、ビートルズのデビュー前にオリジナル曲として発表しようとする。

ビートルズの凄さを実感できる作品

ビートルズをリアルタイムに知らない世代であっても曲を聞けば知っていることが多い。それだけ、ビートルズは多くの影響を与えたのだが、本作はビートルがデビューする前にオリジナル曲として発表しようとする行為である。似たような作品(映画)に 『YESTERDAY イエスタデイ』がある。こちらは、世界の人々がビートルズを知らなくなった世界で曲を演奏して有名になるのだが、『僕はビートルズ』に比べればコピーした曲をオリジナルの曲として演奏することに贖罪の意識は低い。

『僕はビートルズ』は、始まりの段階からわかるようにメンバー間で考え方が違う。決して、全員が仲が良くない状態である。そして、1961年では音楽市場も現代とは大きく違う中で苦しみながらもビートルズの演奏をしていく。メンバーがタイムスリップしながらもビートルズでつながっていく必死さは本作の魅力である。

タイムスリップ漫画であるが、人間の生々しい感情を見せてくれる

タイムスリップをしたことで、50年ぐらい昔に戻ったわけでがビートルズの曲が50年以上皆に愛されていた凄さがわかる。そして、作中で登場する曲は気になってyoutubeで調べて聞いてしまうなど音楽の楽しさを伝えてくれる。ただ、それ以上に面白いのが内面の葛藤を描いているシーンである。本作はタイムスリップしただけなので同時代にジョン・レノンなどビートルズメンバーは存在している。そのため、盗作による発表がもたらす影響に苦しみ始めていく。もちろん、周囲を取り巻く環境も音楽に感動したからや儲けることができるなど色々な思いが交錯する。その中で、彼ら自身がビートルズとどのように向き合っていくかを楽しめる作品である。

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