拝観時間 | 9:00~16:30(3月~11月) 9:00~17:00(4・5・10・11月の土・日・祝) 9:00~15:30(12月~2月) |
定休日 | 年中無休 臨時宗教式典、気象状況により休観となります。 |
拝観料 | 大人500円 中・高校生400円 小学生無料 |
電話番号 | 075-861-2221 |
住 所 | 京都市右京区嵯峨鳥居本化野町17 |
最寄り駅 | ・京都バス「鳥居本」より徒歩5分 |
公式HP | http://www.nenbutsuji.jp/index.html |
空海が五智山如来寺を建て野ざらしの遺骸を埋葬した後に、法然が念仏道場として今の寺名に改めた。境内8,000体の石仏・石塔群は、化野に葬られた人たちの墓である。
伝承によれば、空海(弘法大師)が五智山如来寺を建て野ざらしの遺骸を埋葬したのが弘仁2年(811年)である。後に、法然が念仏道場を開き念仏寺となった。本堂は江戸時代に再建されたものであり、境内には約8,000体の石仏・石塔群は、化野に散在していた無縁仏を掘り出して集めて葬られた人の墓である。
化野念仏寺は嵐山・嵯峨野から離れた位置に存在しており、嵯峨野巡りでも化野念仏寺まで足を運ぶ観光客が少ない。そのため、化野念仏寺まで続く参道は静かであり、より平安時代から続く埋葬地の雰囲気を出している。
嵐山駅周辺は人が多いが、この辺りは静かな雰囲気があるので静寂の京都を楽しむには丁度良い場所である。
化野念仏寺までの参道の途中に「あだしのまゆ村」というお店がある。
非常に珍しい繭人形の専門店である。
体験教室等も開いているが、ここでは可愛らしい繭人形を見てみよう。
この様に、色々なモチーフを繭人形としてつくっており、ちょっとお洒落なお土産を贈りたい場合や自宅に飾りたい場合に丁度良い。
そして、あだしのまゆ村から奥に進んでいくと化野念仏寺が見えてくる。
平安時代から続く埋葬地と思い出させてくれる墓石の数…
夏は千灯供養秋で幻想的な光景が見れ、秋であれば紅葉を楽しむ、冬であれば雪の中の墓石が幻想的な表情を見せる。ただ、化野念仏寺に関しては、参道を含めた静寂の京都を楽しむポイントデアでもある。
余程、京都観光をしていない限り、訪れる機会が少ない化野念仏寺だが、たまには静寂の京都を楽しみに足を運んでみよう。
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