公 開 | 1985年 |
監 督 | リチャード・ドナー |
時 間 | 114分 |
出 演 | ショーン・アスティン ジョシュ・ブローリン ジェフ・コーエン コリー・フェルドマン ケリー・グリーン マーサ・プリンプトン キー・ホイ・クァン |
主題歌 | シンディ・ローパー「グーニーズはグッドイナフ(英語版)」 |
配 給 | ワーナー・ブラザース |
興行収入 | $61,389,680(世界中) 19億2900万円(日) |
アメリカオレゴン州アストリア郊外の海辺の住宅街グーンドックスに住んでいるウォルシュ家は立ち退きを迫られていた。明日までに借金を返す必要があったが、ウォルシュ家の次男・マイキーは、屋根裏部屋で伝説の大海賊「片目のウィリー」の遺した、財宝のありかを記した地図を発見する。親友である3人の少年たちとのグループ「グーニーズ」と共に財宝を得るために海岸線に向かう。ただ、その場所にはギャング「フラッテリー一家」が警官から逃げて隠れ家にしていた。果たして、少年たちは無事に生き延びて財宝を手にすることができるのか。
『グーニーズ』は少年たちの冒険物語であり、マイキーを中心としたグーニーズの4人とマイキーの兄のブランド、アンディ(ブラントの同級生)、ステフ(アンディの友人)と共に「片目のウィリー」の遺した財宝を探す冒険なのだが、マイキーは財宝を探しに来たのだが、フラッテリー一家と遭遇(偽札をつくっていることを知った)したことで、逃げ出す必要があった。ただ、そこは「片目のウィリー」が財宝を奪われないように仕掛けた罠が沢山ある洞窟であった。
ハラハラドキドキの冒険物語ではあるが、最近のCGなどと比べると物足りなく感じる点は仕方がない。それでも1980年代でこれほどのクオリティが作り出されることに驚く作品である。グーニーズたちもフラッテリー一家もどこか間抜けな所があるので、物語を和ませてくれるシーンも多い。
最近の映画ほど迫力のあるシーンがないが、派手さでごまかさない安心して観れる物語でもある。
エルセーヌMEN一番お気に入りのキャラクターはチャンクでありピザとお菓子が好物の肥満児である。手に持ったものを直ぐに壊してしまう性格やいたずら好きで嘘ばかり言っている性格など本当にダメキャラを完成させている。ただ、一番関心するのが食い意地である。どの様な状況下であっても食い意地を発揮させてくるあたりがブレない性格で非常に良い。最近では見られない典型的な性格である。
そして、アンディの性格も良い。空気が読めない点があり、どの空気でブラントにキスに迫っているんだ?と思える様なシーンもある。正直、周りにいたらあざとい性格で面倒だなぁと思えたり、女子人気はなさそうと感じるが映画の中では良いキャラクターとして感じることができる。
最後に、データはすごいのか何なのかわからない存在である。色々と発明をして皆を驚かせるがダメなパターンが多い。ただ、英語を観ながら感じるのは、どれでか無駄なもの身に着けているんだと思ってしまう点である。これが大人の悪いところかな?それでも、良いアクセントとして存在感を持っている。
映画のEDに関しては感動する人と、えぇと思う人に分かれるかもしれない。感動させよう感は強いが、1980年代の映画なら納得できる点も多い。ただ、最後のチャンクのスロースに対する提案は親の立場ならビックリするだろうなぁと感じる(*小説版では書かれているらしい)。ただ、最初から最後まで飽きさせない工夫が多く、派手な演出で胡麻化している点がないので好感が持てる作品である。
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