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『きっと、うまくいく』3バカの大学生が巻き起こすインドのコメディ映画

3人の大学生が学校生活で巻き起こしたドタバタコメディ

『きっと、うまくいく』の基本情報

公 開2013年(インド公開2009年)
監 督ラージクマール・ヒラーニ
原 作Chetan Bhagat(英語版)
『Five Point Someone(英語版)』
時 間171分
出 演アーミル・カーン
シャルマン・ジョーシ
カリーナ・カプール
音 楽シャンタヌー・モイトラー
配 給日活
興行収入約64億5000万円(インド)
1億5000万円(日本)

『きっと、うまくいく』あらすじ

大学時代親友同士だったファルハーンとラージューは、同級生のチヤトルから母校へ呼び戻される。それはランチョー(ファルハーンとラージューの親友)と、チャトルが「10年後の今日に母校へ戻り、どちらがより成功したかを見せ合う」という賭けをした日付であった。しかし、ランチョーは消息不明であり、ランチョ―の足取りを追いかけながらインド屈指の難関工科大学ICEでの学生生活を振り返る。2部構成の映画作品となっている。

公開年度別の映画作品一覧

Aal Izz Wel(all is well・うまくいく)と投げかけられた映画

主人公の1人であるランチョーの口癖がAal Izz Wel(all is well)であるが、「うまくいく」と作中の中でも何度も発言している。本作の良さは成人した同級生がランチョーの消息を追いながら、現在と大学生の時代を上手く追想できている点である。その違和感のない作り方が上手いシナリオだと感じさせてくれる。

ランチョーは能力が高いが、自分の思ったことを突き進んでしまう点があり問題行動も多い。そして、仲間のファルハーンとラージューと共にドタバタなコメディを見せてくれる。物語がしっかりしている分だけ、単なるおバカな映画で終わっていない点が魅力である。

エリート大学ではあるが、ひたすら競争を煽るような教育方針が問題であったり、親の言いなりになる子ども達に疑問を投げかけたり単なるコメディ映画では終わらない内容である。同級生のジョイ・ロボが首吊り自殺をはかったりするなど若者の自殺率の多さにも言及している。さらにミステリー要素やダンスなども含まれており、内容の濃い映画と言える。

学生生活の基本はヴィールー学長との対立により、3人が巻き起こすドタバタ喜劇でもある。感動させるポイントなどもつくられており見所は沢山ある作品である。ただ、最近の英語では長い3時間近い作品でもあるので映画を観ることに慣れていない人なら長く感じるかもしれない。

お名前.com

時々は日本映画との違いを感じる場面もある

ランチョーが頭の回転を使用して学長などをやり込めるシーンは爽快であるが、時々は疑問に感じる時もある。チャトルを嫌な奴(性格が歪んだ感じ)に描かれているが、そもそも彼自身は必死に努力をしていただけなのにランチョーの悪戯により大恥をかかされたわけだから、恐らく普通の人でも怒り狂って当然だと思う。そのため、パリピーが真面目な子を馬鹿にしているのか?と思えてしまう点もある。

同様に、ヴィールー学長がされた仕打ちはあまりにも酷い気がする。確かに考え方の違いなどあるだろうが…。ただ、作中では2人の性格が嫌な感じで演出されていることもあり自然と受け言えてしまう点もあり、価値観が日本とは違うことを感じさせてくれる。

インド映画ではダンスが良く入ることがあると言われるように、要所では過度にならない程度のダンスが入ってくる。これが見事なぐらい頭の中に残ります。まさに、大学生を謳歌している生活がわかります。実際の、役者は皆おじさんなのですが、案外違和感なく見れてしまいます。

そして、インドらしい社会も知ることが出来るので飽きることなく観れます。インド映画の導入としては丁度良い映画かもしれません。

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