中学生が定期試験や受験勉強に必要な参考書や問題集の感想を書いています。テスト対策の参考の1つとしてご覧ください。
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関数に特化した問題が15分野+総仕上げ問題3題で構成されている問題集であり、入試問題の抜粋であるため決して簡単に解いていける問題集ではありません。そのため、15時間で完成と書いていますが、実際に15時間で解けるのは入試直前期になります。そのため、軽い気持ちで取り組むと挫折する1冊になります。それより、入試レベルの関数をしっかりと仕上げたい受験生にとってやり応えのある1冊になります。
まず、教科書レベルの内容を理解していないのであれば「教科書ぴったりトレーニング 数学」を先に取り組んだ方が良いでしょう。基本的に入試問題からの抜粋になっているので、教科書レベルでは応用問題程度の内容が頻出しています。もちろん、大問の設問(1)~(3)があれば、(3)だけ難しい場合も多いですが、全てを取り組もうと思うと学力はそれなりに必要になってきます。そのため、早くても3年生夏頃から取り組んでいけば十分対応できる。
【進研ゼミ中学講座】問題を1回解いただけで全問正解する中学生は少ないと思います。むしろ、間違いの方が多くなるかもしれません。そのため、間違えた問題に付箋を貼ることが大事です。解説を読んで終わりにするのではなく、解き直しが必要になってきます。そのため、どれぐらいの間違いかによりますが、基本的に「1z時間目」→付箋貼る→「2時間目」→付箋貼る→「3時間目」→付箋貼る→「これまで付箋貼られた問題全て」という順番に間違えた個所は少し間をおいて解き直すことが大事です。そして、最後まで進んだら間違えた個所を総復習して問題なければ最後の総復習問題を解くようにしましょう。そのため、15時間では決して終わることはありませんが、関数に関してはかなりの力になります。
大事なのは繰り返し学習することですが、そもそも解説を見ても内容が理解できない場合が基礎学力が到達していません。そのため、その場合は難易度を下げた問題集で学習しましょう。あくまで、公立高校の入試レベルの問題に対応するための問題集になります。特に、関数問題を大問で全問正解を狙うため、高得点を狙っていないなら、どこまで目指すかを考えておいた方が良いでしょう。それは、恐らく大問の中の小問の最後の問題ぐらいかなと思います。
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