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『サウスバウンド』元過激派の父が起こす大騒動を描いた映画作品

家族の絆を描いた映画作品ではあるけど…

『サウスバウンド』の基本情報

公 開2007年
監 督森田芳光
原 作奥田英朗『サウスバウンド』
時 間114分
出 演豊川悦司
天海祐希
北川景子
田辺修斗
松本梨菜
主題歌中島美嘉『永遠の詩』
配 給角川映画
興行収入

あらすじ

浅草に住む小学6年生の上原二郎(田辺修斗)は、元過激派である父親の上原一郎(豊川悦司)の存在が恥ずかしかった。しかし、事件が起こり母親の上原さくら(天海祐希)の発案で西表島に移住することになる。果たして、一家は無事に西表島で過ごすことができるのだろうか?

公開年度別の映画作品一覧

面倒くさい父親を上手く描いている

元過激派の父親である上原一郎は政府に対しても何に対しても自分の考えを言える人物である。ナンセンスが口癖であり面倒な父親を豊川悦司が見事に演じている。

要は、安保闘争として学生運動を先導した学生が大人になっても性格が変わらず生きている感じである。

ただ、上原一郎の言動に関しては好感が持てる点はない。豊川悦司の演技力の高さは魅力的であるが、演技力がある分だけ左翼思想を持ったクレーマーとしか思えない。そのため、上原一郎に感情移入することができない…。むしろ、子ども達が思ったより素直に育っていると感じる。もう少し、嫌な存在になっているはずだが…。

演技力がある分だけ、本当に面倒くさい父親を描いている。ただ、2007年公開の映画であるが、今さら資本家だ労働者だの真面目に言っている人はいたのだろうか?妻の上原さくらも非常に面倒くさい考え方を持っているなぁと感じた。

ただ、作品として過激派×家族愛を混ぜているので過激派としての面白さも中途半端であり、家族愛に関しても両親の言動に違和感を感じるため、全てが中途半端になった気がする。

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不思議な物語に思えた映画作品

物語に関しては、西表島に移住するまでのストーリーが長すぎる。そのストーリーも面白いと言うより面倒くさい父親と不良グループの物語である。そのため、まずはストーリー展開が遅く感じてしまう。そして、西表島に移住しながら、西表島の良さは何も表現されていない。そのため、わざわざ西表島に行かなくて良いのではないだろうか…。

そして、物語の終わり方が納得できない。家族愛の様な雰囲気を出していながら、一体どこに家族愛があるかわからない。むしろ、無責任な両親としか思わなかったのだが…。重機を落とし穴に入れて喜ぶとは…運転している人間が大怪我したらどうするんだろうとか考えてしまう。

滑稽な物語なら良かったのだが、上原一郎に対している人物を嫌な連中の様に描いてしまっているため、ますます違和感が出てしまった。評判を見ると原作の方は評判が高かったように、主人公の個性は映画ではきつすぎるのだろうか。演技力を観て楽しむ作品だろう。

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