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五ツ木模試は高校受験の志望校判定に役立つのか【中学生】

五ツ木模試の実力

はじめに

五ツ木模試は高校入試の模試として受験生に多く採用された模試である。では、実際にこの模試で志望校判定に役立つのか?

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中学3年生に関しては夏以降は特に五ツ木模試を受けて学力の立ち位置を知ることを伝えています。ただ、志望校判定が出たから全てと言うわけではなく、偏差値50以上の高校であれば一定の目安になるのは確かです。一方で、偏差値50未満であれば受験している人数が少ないこともあり、あくまで目安程度と考えるしかありません。そのため、中堅上位以降の高校を狙っている中学生は志望校選びにリンクしていると言えます。ただ、それ以外にも私立高校の入試関連で重要な目安になる場合も多いので特に秋の模試は必ず受けて欲しい所です。

では、問題の難易度は適切かと言えば、時間的に厳しい面も多いのは確かですが(上位の成績でないとしんどい)、ある程度は適切な問題になっています。もちろん、やや難問と感じる問題もありますが模試なので問題はないでしょう。

また、入試問題を簡単だと考えている中学生には良い刺激にはなります。特に、定期試験の延長線としか考えていない場合は模試で思うように点数が伸びずに勉強する必要を痛感するでしょう。

以上のことを考えれば、五ツ木模試は中学生にお薦めできる模試になっています。もちろん、模試や実力テストや定期試験と負担は大きいですが、学力の推移を実感できる模試でもあるので受験する価値はあります。ただし、模試の判定で「合格できる」「不合格になる」と考えないようにしましょう。中学3年生後半に向けて数学の内容が難しくなるだけでなく、部活が終わり追い込みもかけます。あくまで目安として考えて受験しましょう。良い時はやる気を、悪ければ次は頑張ると考えましょう。

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