公 開 | 2008年 |
監 督 | 宮崎駿 |
時 間 | 101分 |
出 演 | 奈良柚莉愛 土井洋輝 山口智子 長嶋一茂 所ジョージ 天海祐希 矢野顕子 柊瑠美 羽鳥慎一 平岡映美 大橋のぞみ |
主題歌 | 『崖の上のポニョ』藤岡藤巻と大橋のぞみ |
配 給 | 東宝 |
興行収入 | 155億円 |
魚の女の子ポニョは、海の女神である母と魔法使いの父に育てられている。ある日、家出をして海岸へやってきたポニョは、空き瓶に頭が挟まっていたところを、宗介に助けられる。宗介は魚のポニョが好きになり、ポニョも宗介が好きになる。
物語全般を通して平穏な物語で安心して観れる。魚の子であるポニュは宗介に出会い、お互いがスキになる。ただ、お互いが5歳児の設定なので可愛らしい子どものスキである。
ジブリ作品の中でも比較的穏やかなストーリー展開であり、小さい子でも安心して観れる作品である。ポニョの無邪気な表情や行動は小さな子どもらしくで観ていて楽しくなる。
一歩で、 宗介 は5歳児の割にしっかりしすぎている様に感じるが対比的な2人の姿が印象的な作品である。
アニメイトオンラインショップポニョが魚の子どもで人間になりたいという点に関しては問題ないが、宗介たちの人間は普通の人である。そのため、現実社会を描いているが…少し疑問点もある。
例えば、宗介が両親を呼び捨てにしている点など子ども向けの映画でどうなんだろうか?そして、津波の中で子どもを乗せて家に帰る点や宗介らを家に置いて職場に戻るシーンなど物語展開のために仕方がなかったのだろうが、かなり疑問のある行動である。実際、目が覚めると床下浸水レベルまで水が迫っているわけだから…。
もちろん、細かい点で気になる点は多かったが、ジブリらしさが面白い点と不思議な点が混ざっていた。ただ、ポニョ以外の最大の魅力はひまわり園のお婆ちゃん達である。まるで、『ハウルの動く城』の魔女の様なお婆ちゃんぽくて面白くて可愛らしかった。
結果、何だかんだで楽しめた映画作品である。
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