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『スターリンの葬送狂騒曲』スターリンの死による内部抗争をコミカルに描いた映画作品

ソ連の内部抗争の理不尽さを感じることができる作品

基本情報

公 開2018年
監 督アーマンド・イアヌッチ
原 作ファビアン・ニュリ
ティエリ・ロビン
La Mort de Staline
時 間107分
出 演スティーヴ・ブシェミ
サイモン・ラッセル・ビール
パディ・コンシダイン
ルパート・フレンド
ジェイソン・アイザックス
オルガ・キュリレンコ
マイケル・ペイリン
アンドレア・ライズボロー
ポール・チャヒディ
音 楽クリス・ウィリス
配 給ギャガ
興行収入

 あらすじ

1953年の旧ソ連のモスクワで、約20年間の独裁を続けたスターリンが亡くなった。粛清という恐怖で国を支配していた独裁者の死で、次期最高権力者の座を巡り熾烈な争いが始まる。中央委員会第一書記のフルシチョフ、秘密警察の警備隊長のベリヤ、スターリンの右腕のマレンコフらが権力争いを始めていく。

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社会主義国の熾烈な争いがコミカルに描かれている作品

ソ連の独裁者であったスターリンの死から始まる内部抗争を描いた作品である。物語の序盤はスターリンに対する反する人間は粛清という形で人々を処分していきます。その様子はユダヤ人を検挙するドイツ兵の様な感じである。そのため、不穏な雰囲気が漂う中でスターリンが亡くなります。

スターリンの死から内部抗争が始まっていくが、独裁者の寂しい死にざまを感じることになる。恐怖によって支配する形では人がついていかない様子がわかっていきます。

内部抗争がコミカルに描かれている点は、所々で本音が出てしまう点である。スターリンの死を悲しむ一方で、悲しんでいない姿や次の権力争いにむけての本音が出てしまう点である。その馬鹿々々しい言動がコミカルに映り面白い点はある。

ソ連時代の政治体制を理解していれば、すんなり物語の内容を理解できますが、もし、ソ連をあまり知らないと独裁体制やスターリンの死を意味することが理解できないかもしれない。そのため、色々な背景を知っていると面白い作品なので知識も入れて欲しい。

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難しい場面も多い作品

『スターリンの葬送狂騒曲』で一番苦しんだのは登場人物の名前である。アメリカ映画などはよく観ているから名前が難しいとは感じないが、ロシア人の名前は難しい。 フルシチョフも自分が知っているフルシチョフなのかな?と思いながら観ていた。スターリンが亡くなった後に主要人物が色々と登場するが、似たような顔立ちの人物が多くて区別がつかなかった時もある。そのため、真剣に観ていないと何が起きているのか?と思ってしまうシーンもある。

ただ、ストーリーが進んでいくと物語の筋が理解できていくの内部抗争の不条理さを見事に描かれている。完全な歴史映画ではないのだろうが、旧ソ連時代の闇の部分を感じることができて面白いです。

歴史映画や権力闘争が好きな人には面白い映画だと思います。

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