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『茄子 アンダルシアの夏』ロードレースを描いた短編アニメ映画

『茄子 アンダルシアの夏』

基本情報

公 開2003年
監 督高坂希太郎
原 作黒田硫黄『茄子』
時 間47分
出 演(声優)
大泉洋
筧利夫
小池栄子
羽鳥慎一
音 楽忌野清志郎「自転車ショー歌」
配 給アスミック・エース
興行収入2.0億円

 あらすじ

アンダルシア(南スペイン)の酷暑の中で自転車レースに参加している地元出身のペペは、厳しいレース中に駆け引きなどギリギリのレースをしていた。同じ日には兄の結婚式もあり、かつて好きだった女性の結婚や地元への焦燥感を描いた作品。

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短編映画ならではのスピード感がある描き方

『茄子 アンダルシアの夏』 の最大の良さは短い作品ならではのテンポの良さである。アンダルシアでの1日の自転車レースを描いた作品であるが、兄の結婚式や故郷の人々の思いを描くなど、随所にレースだけではない人間性の面白さを描いている。

ぺぺが何もない田舎町を抜け出し自転車レーサーとして各地を飛び回っている姿を観ながら、どこの国でも当てはまる内容だなぁと感じながらペペの焦燥感を感じながら観ていた。

スポンサーからは見放されそうになっている状態であったり、兄の結婚などレーサーの悩みを描いている中で、レースの緊迫感は損なうことなく見事に描いている。

アニメ映画であるが、少し大人の方が面白く感じる作品であり、『紅の豚』のように渋くもあり、どこか胸に響く作品である。たった、1日のレースであるが色々な背景を無理なく描けている作品だ。

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様々な人間模様

どこか牧歌的である作品であるため、田舎町の人々の姿が可愛らしくも感じる。

エルナンデス(酒場のマスター)などは最初はペペのことを田舎から去ったことで批判的に言いながら、レースが始まると誰よりも応援している姿が可愛かった。ただ、時代のためなのかアルコール(ワイン)を飲みながら車を運転するのは…今なら絶対に描かれないんだろうが。

また、アンヘル・ベネンヘリ(ぺぺの兄)などは兄弟間の微妙な距離感と、それでもペペを愛している姿が描かれていて兄弟愛を感じることができる。2人とも年齢が年齢だけにわかりにくいが、それでも繋がっている感じが良い。

もちろん、フランキー(ペペの親友)など心の底から応援しながらも、どこか故郷を抜け出したペペを羨ましく感じている当たりなど様々な人間模様がある。

以上の様に、短い作品であり自転車レースの熱狂を見事に描いた作品である一方で、色々な人物像が描かれて入り良かった作品である。

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感想(10件)

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