公 開 | 2020年 |
監 督 | 田中亮 |
時 間 | 124分 |
出 演 | 長澤まさみ 東出昌大 小手伸也 小日向文世 織田梨沙 関水渚 瀧川英次 前田敦子 ビビアン・スー 白濱亜嵐 古川雄大 滝藤賢一 濱田岳 濱田マリ デヴィ・スカルノ 石黒賢 生瀬勝久 竹内結子 三浦春馬 広末涼子 江口洋介 柴田恭兵 北大路欣也 |
主題歌 | Official髭男dism「Laughter」 |
配 給 | 東宝 |
興行収入 | 38.4億円 |
![]() | 価格:3,518円 |
世界有数の大富豪フウ家の当主レイモンドが他界した。10兆円の資産を残した遺産を巡り3姉弟が火花を散らすが、執事のトニーから隠し子がいることを告げられた。その遺産を巡り、 ダー子、ボクちゃん、リチャードの3人もフウ家に入り込もうとする。
『コンフィデンスマンjp』はダー子(長澤まさみ)らを中心とする詐欺師グループが巻き起こすドタバタ喜劇であるが、やはり長澤まさみのはじけた演技は最高である。ここまで、キャラクターをつくれる辺りが凄いと関心がする。もちろん、相変わらずの五十嵐の存在など随所に笑いが満ち溢れている。
本作を観てだけでも楽しむことが出来るが、できればドラマ版や前作の『コンフィデンスマンJPロマンス編』を観てもらった方が良いだろう。随所にドラマ版の登場人物や前作映画版の登場人物などが登場している。実は、この物語が細かい範囲でつながっている辺りが面白い点である。ファンの心をくすぶると言える。案外、1度見ただけでは全てを回収できていないかもしれない面白さである。
ドラマ版と比べれば多少の間伸びがする点もあるが、やはり観ていて面白い作品である。
シュゼット公式オンラインショップ『コンフィデンスマンjp』の最大の魅力であり特徴でもあるが、最後10分~20分で全力で伏線を回収する点である。あまりの急展開さに面白さが詰まっている。もっとも伏線回収というよりは、この様なネタを考えていたんだなぁと関心をする。
ただ、結末に関しては多少の不満は残った。ある意味で『コンフィデンスマンjp』の良さを打ち消している様に感じてしまたった。どこまでも、ぶっ飛んでいるストーリーが面白いのだが…。そのため、中途半端な演出は不要だと思う思うのだが…。
一方で、最後の最後の内容に関して流石だと感じる。なるほど、この様な展開があったのかと感じることができる。
やはり、本作は1人1人のキャラクターが面白いからこそ成り立つ映画である。一方で、豪華ゲストを無駄遣いしている点もあるが、それはそれで面白い作品である。
コメントを投稿するにはログインが必要です。