大学受験に必要な参考書や問題集について活用方法も含めて紹介しています。今回は長文読解に関してです。数多くある参考書で、どれを選んでよいかわからないかもしれません。そのため、参考にしてもらえればと思います。
短期で攻める1日1題1週間スピード英語長文 有名私大・中堅国立大レベル Level3/英文速読研究会【1000円以上送料無料】 価格:1375円 |
「短期で攻める1日1題1週間スピード英語長文Level2」の続編のシリーズであり、人気講師の安河内先生が書いた参考書である。そのため、「英語長文レベル別問題集5上級編」と類似点はあり同じように解きやすい内容である。ただ、本書の方が問題数が少ないというデメリットはあるは、解説が詳しいので両方を使用して学習することもできる。
前回の「短期で攻める1日1題1週間スピード英語長文Level2」が解けるからといって本書を簡単に解くことはできない。そのため、続けてこのシリーズを取り組むよりは本書を学習する前に共通テストレベルや中堅私大レベルの問題はやりこんでおいた方が良い。
本書は文法的な知識や英文解釈を重きを置いたというよりは、文型を理解させながら英文の構図を把握することに長けている。また、解説が詳しいことから自学自習教材としては使い勝手が良い参考書である。
期間は2週間~1ヵ月で取り組む程度の頻度で良い。もし、直前期に見直しで使用したい場合は1週間~2週間を目安に取り組めば十分1冊が仕上がる。
受験生の2人に1人が利用する圧倒的なわかりやすさ!まずは無料でお試し。「短期で攻める1日1題1週間スピード英語長文3」の使用例
1日1題~2日1題程度で問題を解かせた後に全文の日本語訳をしてもらう。そして、文法や日本語訳の間違いを指摘した後に、各自で解説を熟読してもらう。これを繰り返していくが、1単元に1時間~1時間30分程度かかることが多い。
主に使用した対象は国公立大学を受験する生徒に対して使うことが多い。本書自体は、中堅国公立大学から難関私大程度であるが、出題として和訳などがある大学を志望校にしている受験生に中心に扱っている。それは、解説が豊富でも問題数が少ないことから、コストパフォーマンスが必ずしも良くないからである。もちろん、それはこちらが解説することが前提なので、自学自習ではこの解説量は助かる。
ただ、類似性がある「英語長文レベル別問題集5上級編」と並行して一気に読解練習をさせる場合もある。これは、本書を取り組める時期が早いか遅いかの差でしかないが、和訳などを考えると単に問題を解くだけでなく本書でしっかりと文構図を見直しして欲しい。
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