作 者 | 冨樫義博 |
出版社 | 集英社 |
掲 載 | 週刊少年ジャンプ(1998年~) |
発刊数 | 続刊中 |
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くじら島に住む少年ゴン=フリークスは、幼少期ハンターカイトに助けられる。この時に死んだと思っていた父親ジンがハンターとして生きていることを知り、自分自身もハンターに憧れて目指すことになった。
『HUNTER×HUNTER』の評価は難しい所である。最大のネックになるのが、連載が休載する頻度の多さと連載しても下書きで連載する点である。確かに、多くのファンは休載や下書きでの連載をネタとして楽しんでいる様子はわかる。【USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)】でも期間限定イベントでは人気があることから根強いファンが多いのも確かである。ただ、プロとしてはどうなのか?という思いもある。作品の素晴らしさはストーリーだけでなく、限られた時間で複雑な内容を書き込む技術なども漫画の好きな点である。そのため、期間を開けすぎるのはどうだろう?と思うだけでなく、読んだことがない若い人も増えてきた気がする。そのため、名作なのか迷作なのか?
ストーリーに関してはグリードアイランド(G.I)編ぐらいまでは非常に軽快で面白いと言える。父親を捜すためにハンターになっているが、若干の闇の部分はあるかもしれないが比較的明るく熱い戦いが多い。主人公のゴンが明るい性格をしているため非常に面白く読める。ただ、キメラ=アント編からは重い(暗い)部分も多くなり別漫画?と感じてしまう点もある。もちろん、これはこれで面白いのだが、前半の軽快さはなくなってしまっている。そのため、どの方向に向かっているのかわからない点がある。でも、『幽遊白書』でも最初と暗黒舞闘会ぐらいから方向性が変わって感じたように、『HUNTER×HUNTER』も不安要素がある。
お名前.comアメトーークなどでも『HUNTER×HUNTER』を名作扱いになっていたが、正直伏線を全て回収できるのだろうか?ゴンはもちろんだが、クラピカやヒソカ、団長など解決しないといけない問題は沢山ある。そして、これだけ長期に連載を休載していることを考えれば物語をしっかりと終わらせることはできるのだろうか。そして、当初の可愛らしい雰囲気から後半は可愛らしさがなくなっているシーンも増えていることからファンが拡大するのだろうか?そうすると「『HUNTER×HUNTER』=休載が多い漫画=下書きで連載する漫画」程度になっていく可能性がある。
オールドファンはついてくるかもしれないが、連載開始時高校生だった人々が40歳程度になっているのも確かである。漫画から離れている人も多そうだし、別の漫画をお気に入りにしている人も多いだろう。
未完の大作か本当の大作になるか、連載が再開されてから決まるのかな?
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