大学受験に必要な参考書や問題集について活用方法も含めて紹介しています。駿台から出版されているシス単に基づいた長文読解演習問題。その活用時期などについて説明します。
システム英語長文頻出問題 1Basic (駿台受検シリーズ) 価格:1320円 |
まず、本書は500字程度の長文読解で構成されており、決して簡単な問題ではありませんが、ある程度力がついてきた受験生にとってはステップアップするために役立つ参考書になります
開始時期に関しては、時期によって考え方が変わります。私立大学希望者で高校3年生の夏以降であれば本書を無理に取り組まなくても構いません。もちろん、英文の内容をしっかり理解したいなら使用するのは良いですが、志望校に類似した問題を解く方が効果的でしょう。
では、本書を解くのに丁度よい時期は、①地方国公立大学希望者なら高校3年生の春~夏頃、②難関国公立大学や私立大学希望なら高校2年生夏~高校年生夏までにの間に取り組めば良いでしょう。
ある程度は長文読解ができる力がある受験生であれば丁度良い内容になります。逆に、英単語などがある程度終わっていない場合は無理して解く必要はありません。
私立大学希望者でも使用できる内容になっていますが、実際に取り組ませているのは国公立大学希望者が中心になります。本文自体は私立大学でも国公立大学でも問題ないのですが、問題形式が比較的国公立大学よりなため、国公立大学希望者には取り組みやすい内容になっている。
ある程度の学力があれば解説をしっかり読めば理解できる内容なので、共通テストで60~70%程度の得点率がとれるようになれば取り組んでよい(*ただし、共通テストは速読が必要なので時間をオーバーしても得点率がとれれば問題ない)。1日1題~2日で1題程度の頻度で問題を解いて解説を熟読すると丁度良い。
時期的には高校2年生夏以降~高校3年生夏頃までの期間に使用することが多い。それは、高校3年生の夏以降は過去問を中心に取り組むため、本書を取り扱っている時間がない(見直しで使用程度)。そのため、早い段階から問題が解けるようになっておく必要がある。中堅国公立大学以降の受験生にはちょうど良い内容である。2~3回すれば十分内容を理解できるだろう。
システム英語長文頻出問題 1Basic (駿台受検シリーズ) 価格:1320円 |