大学受験に必要な参考書や問題集について活用方法も含めて紹介しています。今回は、英文をしっかりと理解するための参考書を説明します。
大学受験のための英文熟考 上/竹岡広信【1000円以上送料無料】 価格:1650円 |
「大学受験のための英文熟考 上」は内容としては決して難しくないのですが、ある程度の力がないと学習効果は期待できません。読んで納得できても、それをアウトプットできない可能性があります。そのため、英文読解と並行して本書を熟読することが1番効果的な学習方法になります。
語彙力さえあれば英文をどんどん読んでいけます。そのため、「ソクトレ150 英文速読トレーニング はじめて編」程度の内容であれば早く読むことを意識させれば良いでしょう。ただ、本文内容が難しくなるにつれて英文の仕組みも複雑になってきます。あるポイントから語彙力だけでなく、急激に英文が読みづらくなる時があります。それを防ぐ意味でも本書で英文の仕組みをしっかりと理解しておいた方が良いでしょう。そのために本書を読みながら読解の練習をすることが最も効果的な学習手段となります。
実際の使用方法
メインの教材としては使用するケースは少ないのですが、①長文読解に苦しんでいる受験生、②国公立大学の2次対策が必要な受験生、この2点の受験生にサブの教材として取り組ませています。
本書が短文で構成されていることもあり、1つ1つを丁寧に説明していくので理解していくことは難しくありません。ただ、メインにしてしまうとアウトプットする機会がないために本書を読んだはいいけど使える学力になっていない場合があります。そのため、必ず長文読解の学習と並行して本書を取り組むことをお勧めします。だいたい見開きで構成されているので時間はかかりません。そのため、隙間時間に学習できる教材でもあります。
メインの教材を進めながら、本書で知識の隙間を埋めていく。気になる点は見直すことで英文の精読力がつきます。ただ、下巻まであるので、高校2年生の冬~高校3年生の5月頃までには取り組んでおきたい教材でもあります。
大学受験のための英文熟考 上/竹岡広信【1000円以上送料無料】 価格:1650円 |