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数学参考書紹介「坂田アキラの数列が面白いほどわかる本」大学受験

「坂田アキラの数列が面白いほどわかる本」

はじめに

大学受験に必要な参考書や問題集について活用方法も含めて紹介しています。今回は数学が苦手な受験生も1から学習できる参考書になります。

英語参考書一覧のページ

改訂版 坂田アキラの 数列が面白いほどわかる本 [ 坂田アキラ ]

価格:1,430円
(2023/8/20 09:31時点)
感想(3件)

数学が苦手だけど必要な受験生向け

数学の参考書は基礎と書かれていても難しい場合があります。解説を読んでも、なぜその式ができるのか理解できない場合があります。もちろん、これは1つ1つをしっかり理解していけば良いだけの話なのですが、数学が苦手な受験生にとって難しい場合があります。その際に役立つのが本書になります。

  • 学力・・・偏差値40~60程度
  • 目的・・・数学の苦手を克服/曖昧な知識を理解したい

まず、本書の最大の欠点は数学の全範囲を学習しようとすると費用がかかる点です。一方で、最大のメリットは詳しい解説で1つ1つ理解できる(振り返りができる)点です。

掲載されている問題数は多いです。そして、解説が詳しく書かれている点もあるので、数学が得意な人には不要な1冊かもしれません。ただ、数学を克服したい生徒にとっては1つ1つ丁寧に解説されているので理解はできると思います。なぜ、その式が成立するのかをしっかり書いてくれている点は嬉しい限りです。

そのため、1冊目に使用しても十分活用できる参考書になります。教科書の説明やチャートの説明ではわかるような…わからないような…その様な受験生には良い参考書でしょう。

実際の使用方法

実際に本書を使用して学習指導する際に注意がいるのは一気に最後まで学習しない点です。数学が苦手な生徒でも解説がわかると言っても完全に理解しながら読んでいるわけではありません。そのため、重要なるのは繰り返しの復習になります。

本書は1ー1、2-1・・・と問題が構成されているので、前半は1ー〇~10ー〇の10刻みで進めます。そして、後半から5刻みに変えてください。なぜなら、前半は基礎的な問題であり、応用問題を解く重要な知識になります。後半は応用問題も増えるので時間がかかるため無理して進むより復習をメインに考えてもらった方が良いでしょう。

実際に5~7周程度することで共通テストなどの問題と併用して学習することができます。もちろん、解説が詳しいだけで、わかっている内容は2回目以降は読み飛ばししても問題ありません。大体、2週間~3か月ぐらい使用するイメージで良いでしょう(ただ、他の分野と並行しながら)

まずは、数学が苦手なら1度取り組んでみましょう。

改訂版 坂田アキラの 数列が面白いほどわかる本 [ 坂田アキラ ]

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