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英語参考書の紹介「データベース3000」大学入試の1冊目の単語帳

「データベース3000」

はじめに

大学受験に必要な参考書や問題集について活用方法も含めて紹介しています。今回は大学受験生にとって馴染みがないかもしれませんが、高校でも多く採用されており、かなり使い勝手が良い単語帳の効果的な学習方法について考えてみたい。

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中学生範囲から学びなおしが可能

まず、『データベース3000』の1冊で大学受験に対応しようとしても無理があります。そのため、あくまで1冊目の単語帳として考えて使えば、効果的な参考書だとわかります。そのため対象は以下になります。

  • 学力・・・中学3年生~高校1・2年生程度(*語彙力が少ない生徒)
  • 目的・・・中学生範囲の復習から中堅私大対策

本書ではLEV1~LEV2は中学生範囲の英単語の学習が中心となっており、LEV3からLEV6は高校生範囲の英単語で構成されています。ただ、「英単語ターゲット1900大学入試出る順」に比べると、難易度は低いですが、頻出単語を完全に覚えなおす単語帳としては秀逸になります。そのため、高校入学後や受験勉強を始めた最初の段階で取り組むべき参考書になります。

効果的な学習方法

『データベース3000』は中学生範囲から学習していきますが、余裕がある受験生はサッと確認してLEV3以降から時間をかければ問題ありません。一方で、英語が苦手な受験生はLEV1・2をしっかりと取り組んで全ての単語を覚えてからLEV3以降に取り組むようにしましょう。

まず、取り組みかですが「英単語を見て意味がわかる」で構いません。何も、この段階で英単語が書ける必要はありません。また、最近は『データーバース3000』に単語の発音の仕方をカタカナで書いてくれているので何となく発音も覚えていけると思います。もちろん、1つ1つ単語の発音を聞いて学習することも大事ですが、受験勉強の第1段階ではよほどの根気がない限りは続かないでしょう。そのため、最初は「accept → ~を受け入れる」とわかれば十分です。

そして、取り組む量ですが高校1年生~高校2年生であれば毎日レベル1つだけ復習するようにしましょう。あくまで新しく覚えるのではなく、ある程度覚えた中で復習を繰り返すことが大事です。その際に、何個間違えたかを表にまとめるとより効果的だといえます。一方で、受験が近づいている生徒は少なくともレベル2つは確認するようにしましょう。なぜなら、さらに単語帳を追加するため早く終わらせなくてはいけないからです。

もう1度確認しておくと、本書は受験勉強の最初の1冊としては秀逸な参考書ですが、中堅私大以上を目指すなら語彙力が不足します。そのため、土台を早く築くことで次のステップに行けるようにしましょう。

次のステップは「英単語ターゲット1900大学入試出る順」を使うことが多いです。特に最初の1~800では半分程度は重複していることもありワンステップ単語帳の難易度を上げても取り扱いやすい点が魅力です。

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最後に

難関大学受験を考えている受験生は最初から難しいことをやりすぎる傾向がある。確かに、難単語が出題されるかもしれないが、そもそも基本単語が中心である。その土台ができあがっていない段階では合格する可能性は低くなる。そのため、最初の1冊目の単語帳として本書を上手く活用しよう。

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