大学受験に必要な参考書や問題集について活用方法も含めて紹介しています。国公立大学の2次対策に必要となる記述力を増やすための教材として使い勝手が良い参考書になります。
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国公立大学では2次試験で記述式の問題が出題されます。共通テスト対策は十分に取り組んできたつもりであっても、記述対策はもう1歩踏み込んだ学習が必要です。特に英作文は苦手とする受験生が多いために、できる限り少しづつ取り組むようにしましょう。
まず、国公立大学を目指すからといって学力不足のうちから取り組む必要がありません。むしろ、ある程度英文が読める、文法がわかる、語彙力がついている状態でないと時間がかかるだけで効果はありません。本書では英作文の表現方法を学ぶことが目的であるため、この場合はどの様に表現するかなど、基本的な知識に上積みしていくイメージです。そのため、目安としては共通テストのリーディングで70%程度は安定して採れることが最低条件です。それ以下の場合は、2次対策以前に共通テスト対策を優先した方が良いかもしれません。
本書は英作文の表現方法を増やすための教材のため、解説を読んでも十分理解ができますが英作文は誰かに指導してもらいながら学習した方が効果的であることは間違いありません。そのため、本書と並行して解説をすることで学習効果は高められます。
その際に、無理に何ページも進めないことです。1度に学習したいのはわかりますが、できれば少しづつ計画的に学習するようにしてください。なぜなら、長文読解や英文法の学習をしていく中で本書で学んだ表現が多く書かれています。そのため、英語学習をする中で自然と復習ができることから、1冊だけに集中するのは避けましょう。
時期的には高校2年生の夏ごろ~遅ければ高校3年生の夏までには取り組んでおきたい教材になります。あくまで基礎ですが私立大学の中には簡単な記述問題が出題されることもあるので、その場合は丁度良い練習になります。
とりあえず、国公立大学希望者は1度は取り組んでも損はない教材と言えます。
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