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『きみの友だち』重松清原作の学生時代を思い出して涙が出る感動映画

誰もが人間関係に苦しんだ学生時代を思い出すことができる

『きみの友だち』の基本情報

公 開2008年
監 督廣木隆一
時 間125分
出 演石橋杏奈・北浦愛・吉高真由子(他)
主題歌一青窈 「つないで手」

『きみの友だち』について

DVDの表紙にあるように、「たとえいなくなったとしても、一生忘れられない友だちが、一人、いればいい」と述べられている様に、小学生の時に交通事故で足を悪くした主人公の和泉恵美(石橋杏奈)は人との距離を置いて生活していた。生まれながらに腎臓が悪く入退院を繰り返していた楠原由香(北原愛)と次第に中を深めていった。色々な学生ががいる中で本当の友だちとは?を考えさせられる。

 

  

中高生の悩みを絶妙に描く作品『きみの友だち』

和泉恵美(石橋杏奈)の演技が光る作品

和泉恵美(石橋杏奈)は事故以来、心を閉ざしてしまい人間関係が上手くいっていない。むしろ、心を閉ざして冷たい視線でクラス全体を観ている印象を受ける。そのため、どこか冷めた視線で世の中を観ている雰囲気があるのだが、それが絶妙にうまい。それでいて、どこか優しい雰囲気を出すことができる。

親友の楠原由香(北原愛)との接し方を見ると、冷たいより、ぶっきらぼう(下手くそ)な感じが出ており、自分の中でも葛藤があることを感じることができる。

 

中高生の時代を思い出すきっかけになる

和泉恵美(石橋杏奈)と楠原由香(北原愛)のクラスメイトである花井恭子(吉高由里子)は明らかに2人とは違うクラスカースト上位にいそうな人物である。それでも、親友の行動に振り回されて「心因性視力障害」になってしまう。決して、クラス内で中心にいても、それぞれに人間関係の悩みがあることを思い出させてくれる。

和泉恵美(石橋杏奈)の弟である和泉文彦(森田直幸)は姉とは違い社交的であり成績優秀、運動神経も良い男の子であったが、中西基哉(山田健太)が小学生の時に引っ越してきてことで挫折を味わう。

女の子も男の子も、表面ではわからない何かを背負いながら、負担を感じながら一生懸命に学校生活をおくっている。

 

 

原作も読むべき作品

残念ながら、原作の『きみの友だち』に描かれた人物が全員登場しているわけではない。原作は短編小説10編から成立した物語がつながる作品になります。より深く、登場人物の葛藤がわかるし、もっと相互関係が明確になります。もちろん、映画版では演出し直している点もあるので、2つの作品を楽しむことができます。

 

一青窈の「つないで手」が涙をさそう

この映画には、ぴったり合う主題歌が一青窈の「つないで手」です。ストーリー全体が終盤に向かっていって、和泉恵美(石橋杏奈)と楠原由香(北原愛)に感情移入している中で、この曲を流すのは卑怯です。歌詞とメロディーがジーンときます。

挿入歌の松崎ナオ「hello, goodbye」も映画の雰囲気を出すのに丁度良い曲になっています。やはり、映画は主題歌・挿入歌がしっかりしていないと駄作になりやすい。

 

派手な演出はないが、観て損はしない作品

派手な事件もなければ、驚くようなトリックもないのに、観ていて面白い作品になります。どちらかといえば、心情描写が描かれており、子どもたちの葛藤を見事に描いた作品であり、2人の関係が心の中にぐっと残ります…。

『きみの友だち』で自分だけの「もこもこ雲」を探しませんか?

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