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内申点(評定)の客観性を大阪の中学生チャレンジテストから考える

内申点(評定)の難しさ

はじめに

内申点(評定)の公平性が保護者や生徒の間で納得ができないシーンが多いと思います。中には、教員に気に入られるかどうかで内申点が変わると考える人もいます。では、その内申点が正確に点数化できるかどうかを考えてみましょう。

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内申点(評定)は客観的に成績をつけていると言われていますが、本当に客観的につけられているのでしょうか?その疑問を答えるように、大阪で実施している中学生チャレンジテストからその答えを見つけることができます。大阪の中学生チャレンジテストは、公立中学間の評定平均の不公正をなくすためにチャレンジテストの結果によって各校の内申(評定)を修正する目的があります。しかし、ここから内申点の問題点を見つけることができます。絶対評価での成績のつけ方にも関わらずに学校間で成績の差が生まれていることを認めていることになります。

このため、中学校によって授業の質がチャレンジテストを実施しないと調整できないほど格差が生まれるのあれば、内申点は教員ごとに差があると考えがあっても仕方がありません。では、内申点はなぜ公平性が出せないのか?

基本的に教員の立場から考えれば、わざわざ特定の生徒の平常点を上げたり、下げたりすることはありません。それにも関わらず、平常点は決して客観的に出されることは少ないのも事実です。

まず、平常点を正確に点数をつけることが困難だからです。例えば、フィギュアスケートやダンスの芸術に対する点数は正確でしょうか?審査員が複数いて、それぞれの審査員で点数が異なることを考えれば、教員1人がつける平常点が公平(正確)につけることができるでしょうか?そのため、平常点は正確に点数化することが難しいものです。

まず、成績のつけ方を明確に配点を公表している教員が少ない点を考えれば平常点がブラックボックス化しています。もちろん、わざわざ特定の生徒の点数を何とかしようと考えなくても、ほとんど場合は正確に点数化ができません。例えば、授業中に5分だけ眠った生徒と10分眠った生徒と20分寝た生徒と細かく点数化できるでしょうか?そのような細かい評価をする時間はありません。結局、欠席数や遅刻数などわかりやすい数値で平常点を計算することが多くあります。でも、授業を真剣に聞いていた生徒と寝ていた生徒で同じ点数の時点で不平等が発生しています。

結果として、平常点を正確に評価できることはありません。もちろん、出席点・提出点・テスト点のみで内申点をつければ客観性はあります。生徒1人1人を正確に評価していない点を考えれば公平性といえません。

ココナラ

内申点(評定)の高さは学力の高さではなく、学校に対する真面目さの指標となっている。そのため、中学校では評定4の生徒が昔の平均的な生徒の学力層になっています。高校では学校毎に評定平均の難易度が異なるため、「評定が高い=学力が高い」は幻想でしかありません。単に、真面目に提出物や定期試験を頑張った生徒という印象になります。

では、どの様にすれば内申点が正確になるのでしょうか?それは、細かく配点基準を決めれば良いだけです。それこそ記述問題のような採点基準があれば正確性はでますが、そもそも複数の採点が必要な点やそれほど手間をかける時間はありません。そのため、内申点に不信感を持つ生徒や保護者がいるのは仕方がないでしょう。

内申点(評定)は特定の生徒を有利にする意図はなくても、客観的に点数をつけることが難しい。客観性を重視するなら細かい基準はないということになります。ただ、内申点の基準を明確にしていないブラックボックス化していることが問題。

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