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学力を伸ばせない高校の特徴①「意味のない模試の受験をさせる」

学力を伸ばしために必要なこと

はじめに

生徒の学力を伸ばそうとする際に高い目標を設置するのは良いが、現状が見えていない場合があります。そのため、学力を伸ばせない高校がどの様な取り組みをしているかを考えてみましょう。

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高校では全国規模の実力テスト(模試)を受験することが多い。ただ、最大手のベネッセの実力テスト(模試)などは多くの種類の模試があり、難易度を考えて設定することができる。そのため、実力テスト(模試)を受験するにしても学校側が目的を持って受験させている。それにも関わらず、効果のない模試を保護者負担で受けさせていることがある。

ある生徒の模試の点数を確認すると数学は1桁程度の点数しか採れていなかった。ただ、単純に点数が悪いのならば生徒の勉強不足が責任であるが、確認すると生徒の点数はほぼ平均点(順位も平均)であったことを考えれば、少なくとも学年の半分以上の生徒が1桁の点数であったことが言える。そのため、明らかに生徒の学力と模試の難易度が合っていない状況にも関わらず模試を実施したことに違和感を感じてしまう。ここに大きな問題点がある。

まず、①生徒の学力の把握ができていない点である。通常の授業でも生徒が何が出来て、何が出来ないのか把握することができずに授業をしている可能性がある。そのため、受験勉強では授業を疎かにしてはいけないと言いながら、本当に授業は必要かの疑問が生まれる。ただし、恐らく教員も点数が悪いことは承知しているかもしれない。それにも関わらず、学力に合わない実力テスト(模試)に取り組む理由は、②保護者負担だから取りあえずやってみた様に感じます。模試の費用は保護者負担になります。そのため、学年で一斉に実施するとそれなりの金額が動きますが、自分のお金でないため麻痺してしまいます。それは、小中学校でも教科書代は無償に関わらず副教材がかなり費用がかかっていることからも、金銭的な負担を考えずに取り組んでいるかもしれません。そのため、実力テスト(模試)を本気で受験しているかどうかは、以下の場合で確認できます。「模試の返却時期が遅い」「事前・事後に個別面談がない」「実力テスト(模試)の対策をしていない」「実力に合わない模試を実施している」などがあれば怪しいかもしれません。

ただし、実力テスト(模試)を受験すること自体は悪いことではありません。問題となるのは、生徒の学力と明らかに乖離がある問題を解かせている点です。それこそ、ベネッセの「基礎力診断テスト」であれば、学力が下位層の高校でも取り組める内容になっています。ただ、漠然と模試を受験させている高校の場合は、授業も方向性がない可能性があります。特に、敢えて金銭的な負担を保護者にかけて取り組ませている模試が何となくしている様では学力を伸ばせない可能性があります。

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