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学習塾が定期試験の過去問でテスト対策することは認めるべきか?

定期試験の過去問

はじめに

学習塾の中には定期試験対策として前年度などの中学校の過去問を使用してテスト対策をしていることがあります。このことに中学校の教員が不満を述べていますが、では学習塾で中学校教員が作成した過去問を解けせるべきなのでしょうか?

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中学校の定期試験程度の問題で過去問を使用する必要は本来はありません。なぜなら、義務教育レベルの授業であれば教科書がベースになっており、応用問題より基本問題が重視されます。そのため、誰が問題を作成しても似たような問題になってしまいます。実際に、中学生が使用する基本的な参考書は多少の内容の違いはあるが、似たような難易度で似たような構成になっています。そのため、学習塾がわざわざ過去問を集めてコピーをして問題を解かせる必要はないでしょう。

しかし、定期試験対策で過去問を解かせたい理由は学習側と教員側の問題があるかもしれません。

【学習塾側の問題】

過去問を解かせることで授業の質を上げると言うよりは、しっかりと定期試験対策をしているアピール材料として使用している可能性があります。授業担当者が変われば問題形式も変わることが多いため、過去問を取り組ませる時間より、授業内容を徹底的に復習させた方が効果があるかもしれません。ただ、生徒も過去問が解けると考えれば喜ぶだけでなく、保護者も試験対策や進路対策をしっかりしていると印象が受けるでしょう。そのため、実際に点数を上げるための対策であると同時に営業ツールになっている可能性は否定できません

【中学校側の問題】

中学教員側は学習塾に過去問を解かれて何が困るのでしょうか?自分がつくった問題を誰かに利用されるのが腹立たしいのかもしれません。ただ、本当にそれだけが問題でしょうか?まず、深刻な問題になっているのが、問題の使いまわしをしている場合がある点です。学習塾で過去問が配布されていることに不満を述べている記事の中で教員側が前年度の問題を大問毎に使用しているという話しもありました。そのため、問題が漏れていることに不満を述べているケースがあります。しかし、似たような問題になるのは仕方がないとしても使いまわしをしていることが問題です(*使いまわしなら、それは学習塾が対策しようと考えても仕方がありません)。

また、授業だけでなく問題作成能力が著しく低い教員がいるケースもあります。結果ととして、非常に癖がある問題で普通の勉強をしていた生徒は解きづらいケースがあります。実際に、提出課題のプリントを見た際に「(  )が(  )したことで(  )になった」のような意味不明な問題を作成する場合があります。これが、教科書をもとにしていれば問題はないのですが、数年前に誰かが作成したプリント(教科書改訂前の内容)をそのまま使用しているため混乱するケースがあります。ただ、この様な教員の場合は過去問を解いても効果がないかもしれません。

【結論】

過去問を解かれても問題がないような試験を作成すれば良い。もちろん、自分が作成したテスト問題を誰かが利益目的に使用しているのは腹立たしい面はありますが、気にしても仕方がないかもしれません。むしろ、過去問とパターンを変えていけば良いのではないでしょうか?極論を言えば、学習塾に通わなくても成績が伸びる方法を考える時が来ているのかもしれません。

もっとも学習塾側も中学校の過去問をそのまませずに、出題傾向を予想すれば独自に問題を作成できるようにすべきでしょう。ただ、中学生や保護者が過去問という言葉に弱いのでしょうか?

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