日本史・日本史探究

はじめに
大学受験用の日本史・日本史探求を解説していきます。日本史は暗記科目ではなく、時代と関連させながら学習することで理解度を深めることができます。そのためには、やはり覚えるべき内容は覚える必要がありますが、「誰が」「いつ」「どこで」「なぜ」など関連付けながら覚えれば効果的に学習ができます。1つ1つ説明していきますので何度も復習して覚えてください。
01.旧石器時代
【板書】

日本史を学習いく中で〇〇時代に△があったなど、時代(将軍や天皇、首相など)とセットで覚えていくことを意識して欲しい。たとえ、言葉を覚えても問題が解けないのは言葉しか覚えていないからである。そのため、〇〇は何時代にあった等をしっかりと覚えるようにしましょう。共通テストでは選択肢が非常に雑になっている場合があり、時代さえわかれば解ける問題も多くあります。では、旧石器時代から見ていきましょう。
まず、旧石器時代は地質学上は更新世に該当します。これは、縄文時代の完新世と正誤問題で間違えやすい点だから注意しましょう。そして、大事なことは旧石器時代の遺跡名・都道府県・特徴です。これらはセットで覚えましょう。最初の岩宿遺跡(群馬)は戦後まもなくの頃に、相沢忠洋によって関東ローム層より石器片を発掘されたものです。また、新人段階の人骨が発見されたのは港川遺跡(沖縄)・浜北遺跡(静岡)になります。新人は人類の進化では「猿人-原人-旧人-新人」と一番現代人に近い段階になります。戦前には明石原人が発掘されたという話しもありますが戦災で焼失しており真偽がはっきりとわかっていません。そのため、日本では新人段階の人骨が一番古いものになります。また、野尻湖遺跡(長野)ではナウマンゾウの骨が発掘され日本列島に大型動物がいた証拠になります。そもそも、当時の日本列島は大陸とつながっており、北方からマンモス・ヘラジカ・南方からオオツノジカ・ナウマンゾウが日本を往来しており、それらを追いかけて人々は定住をせずに岩陰や洞穴で生活していました。
これらの遺跡以外にも難関私大などでは出題されることはありますが、まず頻出の内容を覚えてから+αの知識を増やすようにしましょう。100回出題されて1回出るかどうかわからない内容を覚えるより、10回~20回出題される内容をしっかり覚えることが大事です。もし、過去問を解きながら出題されたなら欄外に書き留めていけば問題がありません。あくまで、加筆しながら完成させていくことを念頭に起きましょう。
東進ハイスクール・東進衛星予備校また、旧石器時代では打製石器が使用されており、代表的な打製石器は打製石斧(握槌)・ナイフ形石器・尖頭器・細石器の4つになります。まずは、この4つを暗記して言えるようにしましょう。写真問題でも出題されることがあるので資料集などで確認はしてください。打製石器は石を研がずに使用しているのですが、非常に使い勝手が良いものでした。それは、当時は大型動物が多くいたこともあり、1匹の大型動物を狩れば何日分の食料を確保できます。そして、大雑把に攻撃しても当てることは容易だったために鋭利すぎる必要もありません。ただ、細石器のように返しの役割を果たす等、時代に応じて必要とされた道具が作られています。
というわけで、まずは旧石器時代の内容でしたが比較的短いな様になっています。これらの内容は旧石器時代・縄文時代・弥生時代・古墳時代で混ぜて正誤問題で出題されることもあります。どの時代に何があったかは全ての基本となるのでしっかりと固めて覚えましょう。