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【大学受験対策】日本史・日本史探究~縄文時代~

日本史・日本史探究

はじめに

大学受験用の日本史・日本史探求を解説していきます。日本史は暗記科目ではなく、時代と関連させながら学習することで理解度を深めることができます。そのためには、やはり覚えるべき内容は覚える必要がありますが、「誰が」「いつ」「どこで」「なぜ」など関連付けながら覚えれば効果的に学習ができます。1つ1つ説明していきますので何度も復習して覚えてください。

日本史・日本史探究一覧

縄文時代は地質学的には完新世になっており、前回の内容で旧石器時代が更新世の点と注意しておきましょう。まだ、この時代は書かれた史料が残されていないことから発掘されたものから当時を知る必要があります。

まず、明治時代に御雇外国人であった動物学者のモースによって発見されたのが大森貝塚(東京)になります。貝塚は当時のゴミ捨て場のような場所で貝殻や遺骨や道具などが発掘されます。また、青森県の大規模集落としては三内丸山遺跡(青森)が有名であり、大規模集落でありながら農耕跡は存在していない。一方で、縄文晩期の水田跡として有名なのが板付遺跡(福岡)菜畑遺跡(佐賀)になります。西日本の方が比較的温暖であることや大陸側から稲が伝わることで広がっていきます。都道府県を入れ替えた正誤問題なども出題されるので注意が必要。

また、難関大学向けの遺跡では、縄文晩期の土器が有名な亀ヶ岡遺跡(青森)、ストーンサークルが発掘されている大湯環状列石(秋田)、大規模な貝塚である加曽利貝塚(千葉)、荏胡麻・ヒョウタン・ウリなどの栽培があった鳥浜貝塚(福井)、大規模集落の上野原遺跡(鹿児島)があります。難関私大では古代の遺跡は教科書レベルでは受験生は誰でも対応できるため資料集レベルの遺跡が出題されることがあります。そのため、都道府県と時代と特徴を押さえて選択問題では答えられるようにしましょう。

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縄文時代には間氷期に入り地球全体が温暖化をした。そのため、縄文海進が進んだことで現在の日本列島が形成された。そのため、縄文時代の生活は狩猟・採取・漁労の生活が中心となり生活様式が変化をします。まず、狩猟に関しては島国になった影響で大型動物がいなくなり小型動物が増加します。そのため、磨製石器を弓矢の矢じりとして加工した石鏃が使用され遠くから素早い動きをする獲物を捕まえることができるようになります。また、採取では温暖化による植物の生育が増えただけでなく縄文土器の発明により煮炊きがすることができるようになりました。縄文土器の形態の違いから時代区分が6つに分かれています。特徴としては厚手で黒褐色になっており、弥生土器と混ざらない様にしましょう。そして、地球温暖化は人が海に入って食料をとることを容易にしました。中には動物の骨を加工した骨角器を釣り針や銛として使用していました。

この様に食糧生産量の増加は人口の増加と定住することを可能にしました。当時、環状集落として中心に広場があり共同のゴミ捨て場である貝塚があることが特徴で、竪穴住居定住して生活をしていました。また、この時代に既に他集団との交易をしていた証拠が残っており、和田峠(長野)・十勝岳(北海道)の黒曜石姫川流域(新潟)のひすい(硬玉)が広範囲で発見されています。難関大学受験の場合はサヌカイト(讃岐石)が香川県周辺や二上山(大阪と奈良)で発掘されたことも押さえておきたい所です。

縄文時代は貧富の差がなく、共同墓地で埋葬される遺骨にも副葬品が発掘されていません。ただ、遺骨から犬歯がない頭蓋骨が多く発掘されていることから成人通過儀式として抜歯が行われていたことが解ります。また、四季が豊かになったこともありアニミズム信仰や屈葬などが行われているのも縄文時代の特徴です。最後に、土偶が縄文時代の呪術的遺物であることは間違えないようにしましょう。土偶は色々な形態がありますが、身代わり人形なのか豊作祈願なのかはっきりとした目的は解りませんが女性をかたどっている人形になります。

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