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共通テストとセンター試験の実態比較

■ はじめに

センター試験の方が簡単で、今の共通テストは難しいとの意見があります。確かに、言いたいことは解ります。最近の入試を知らない人が簡単に言うのも間違っていますが、実際にどう違うのか考える必要があります。

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■ 平均点から考える

2026年2016年2006年1998年
18歳人口109万人119万人132万人193万人
受験者数464,690536,722506,459約58
浪人志願率15.2%17.1%約25%約35~40%
英語62.8157.3363.7563.87
国語58.1864.6862.7658.01
数学ⅠA47.2052.2762.3663.45
数学ⅡB54.5247.9257.6641.38
日本史62.2965.5954.6656.32

*配点が200点の科目などは100点換算にしています。

*1998年の日本史は得点調整前

上記の浪人志願率は共通テスト(センター試験)を受験した浪人生の割合ですが、2026年には15.2%でしたが、1999年では倍以上である約35%~40%と高くなっています。そのため、普通に考えれば現役生が少ない時期の方が平均は低くなるはずです。そのため、下表に各教科の何度別の順位を出しています。赤字が2026年度になります。

1位2位3位4位
英語1998年2006年2026年2016年
国語2016年2006年2026年1998年
数学ⅠA1998年2006年2016年2026年
数学ⅡB2006年2026年2016年1999年
日本史2016年2026年1998年2006年

結果としては、平均点ベースで見た時に現役生の比率が最も高いはずの2026年ですが決して点数が低いというわけではありません。多くの人が言っている様に、共通テストの方が難しくなったといいますが「簡単なセンター試験を受験」「浪人生の比率が高い」なら2026年が全て平均点が最下位でなければなりません。それにも関わらず、共通テストの方が難しくなったは何を根拠にしているのでしょうか?

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■ 共通テストの方が面倒になった

まず、教える側と受ける側で難しさの基準が違うことは知っておきましょう。第1回の共通テストの際に各予備校は速報で例年と比べてどの教科も難化としておきながら、リサーチの点数が出始めると知らない間に平年並みにすり替えていたことを今でも覚えています。そのため、受験のプロでさえ受験生が難しかったかどうかわかっていないことになります。

では、センター試験と共通テストで何が難しくなったのでしょうか?それは解答するまでのプロセスが面倒になった点です。英語など分量は増えただけで、速読は必要ですが英文を読むことに飽きることとの戦いです。日本史にしても直ぐに解けた問題がしっかりと読む必要になった点です。そのため、それほど知識がなくても解ける問題は増えたが、知識があれば直ぐに解ける問題も減ってしまった。そのため、下位層は上昇して上位層は下げられた感じはあります。ただ、問題をしっかりと読む必要があるため思考力が問われている問題として良問だと考える人も多いかもしれません。でも、単に面倒な問題になっただけで、飽きてくることが多い。そのため、共通テストの内容ばかり教えていると、改めてセンター試験の問題見ると綺麗な問題に感じます。それは、「教えやすい」「問題の意図が解りやすい」からではないでしょうか?

そのため、個人的には共通テストの問題は面倒なので飽きてくるのに対して、難関私大や国公立大学の問題の方が解いていて、教えていて楽しいです。

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■ まとめ

  • 平均点から考えれば共通テストの方が難しいとは思えない
  • 高得点に関しては共通テストの方がとりにくい(→ボーダーも下がっているから問題なし)
  • 改めてセンター試験の方が教えやすいと痛感

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