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学校でのサングラス導入の真意とは

はじめに

中学校や高校でサングラスを導入する学校が増えたことが話題となった。WHOが、「生涯に浴びる紫外線の半分以上は18歳までに浴びる」といわれているように若い段階でのケアは必要であるが、本当にサングラスを導入する必要があるのか考えてみたい。

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■ サングラスでなければならない理由?

そもそも、紫外線から目を守るためにサングラスでなければらないのか?という点である。最近の眼鏡は無色であってもUVカット機能がついておればサングラスである必要はないらしいです。さらに、サングラスの方が目の瞳孔が開くため、UVカット機能がなければ余計に紫外線が目に入ります。そのため、サングラスをかけることが慣れた中高生がプライベートでUVカット機能がないサングラスをつければ目にダメージを受けてしまいます。

そのため、健康面だけを考えれば、無職の通常のメガネ(UVカット機能)を学生価格で販売すれば良いだけではないでしょうか?それでは、なぜサングラスでないといけないのでしょうか?

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■ 企業の狙いに学校がのかった形

メガネブランドZoffが女子聖学院中学校高等学校と連携しながら学生に合うサングラスをつくっていった様子が掲載されていましたが、未開拓分野に飛び込む行動力は素晴らしいものを感じます。眼鏡市場は成熟産業になります。そのため、あくまで予測ですがサングラスという新たな市場を開拓するために中学校や高校での販売を目指したのではないでしょうか?若い頃にサングラスに慣れると大人になった後もサングラスをかける可能性があります。そのため、将来的な売り上げの期待が出来ます(→中高生がかけることでサングラスが特別なものから日常的なものに変化する)。

導入する中学校や高校も多くの人が夏の日差しの強さを体験しているため「子ども達の目を守るため」という言葉は受け入れやすい形になります。そして、早い段階から取り入れることでニュースに取り上げられたり、他行との独自性をアピールできます。

結果、企業側の視点の良さと行動力が予想以上に良かったのでしょう。ただ、なぜUVカット機能がある無色のメガネを学校制定メガネとして学生価格で販売をしなかったのでしょうか?単純に「子ども達の目を守るため」であるなら、サングラスに難色を示す学校の受け入れやすいのではないでしょうか?そうすると、わざわざ学校が制定メガネをつくる必要がなくなるわけですが…。

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■ 子ども達の健康を守る?

学校が紫外線の強さを避けるためにサングラスを導入していますが、実際にサングラスをかけたいと思う生徒がどれくらいいるでしょうか?確かに、紫外線の目に与えるダメージを気にしている生徒はいるでしょうが、多くはそこまで気にしていないでしょう(*日焼け止めの方が気にしている)。そして、似合うかに合わないかの判断になってきます。結果的に、制定のサングラスをつくっても1部の生徒だけになるでしょう。これが広がれば普通になるかもしれません。ただし、子ども達の目を守るなら制服のように強制すべきではないでしょうか?もちろん、これは極端な意見かもしれませんが紫外線から子ども達の目を守ると言いながら希望制なら効果は低いでしょう。

また、最近の異常なほどのタブレットやパソコンを使用した授業は子ども達の目に負担をかけていないのでしょうか?定期試験の勉強をするためにタブレットを開いて、タブレットに映し出される問題を解いている姿を見ます。また、模試の解説が電子化するなど目に負担をかけることを日常的にしています。そのため、子ども達の目を守りたいのか、子ども達の目に負担をかけたいのか、どうしたいかわからないことがあります。

■ まとめ

企業の中高生へのサングラス着用の視点は面白いとは思います。ただ、サングラスを着用するには①似合うか似合わないかの問題(サングラスやメガネ自体)、②紫外線が多い場所に長時間いないなら必要性を感じない(日傘で十分)、③全校生徒がつけると選択肢が少ない(→同じメガネを避ける)、などの課題があります。そのため、当たり前になるのは時間がかかるかもしれません。

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