英文をできる限り早く読みたい受験生向けの内容になっています。そのため、固い文法中心の解釈ではなく、英文を読むためだけの内容になっています。そのため、文法上の細かい内容は英文法で学習していただいて、英文を読むためのポイントを書いています。順番は思いついた順番なので気にしないでください。
Point. orやandの使い方
「or」の意味には「~か・・・」と「~もしくは・・・」の意味があり、「and」には「~と・・・」と「~そして・・・」の2つの意味があります。これらは文脈から使い分けるだけでなく、動詞の有無などで判断することも多くなります。
まず、今回の「or」ですが、「, or」となっていることから「もしくは・・・」となります。そのため、wild dog were attracted to human garbageを1つの塊、そしてその内容を「もしくは・・・」として考えましょう。そして「and」ですが、andの後ろにtrainedという動詞があるように、全てが全てではありませんがandの後ろに動詞がある場合は「~そして・・・」と順接で考えましょう。
Point. 文の構図をしっかりと理解する
今回の文章はwhenを前後に主節と副詞節にわかれます。もちろん、主節の内容の方が重要になるのは間違いありません。そのため、文章がわからない場合であっても主節をしっかりと読み込みましょう。今回の文章では「Our first interactions may have occurred」が重要をしっかりと読みこみましょう。その際に、「Our first interactions」というように私たちの最初の交流とあるので、何と何の交流かを気づきましょう。もちろん、本文全体で理解することもできますが、今回はwhen以下にwild dogが受身形で主語として使われているので、野生の犬との交流であることがわかります。
Point. 関係代名詞をしっかりと理解
今回の文章ではthat節内の内容が先行詞のvarious materialsの内容であることは段々と理解できてきていると思います。ただ、今回の文章の様に無理に直訳しなくても自然と訳ができるように意識してください。内容自体は難しくないので、簡単な内容の時は意識して解けるようにしましょう。
Point.形式主語を理解する
「There is」「There are」は形式主語であり、これらの後ろの名詞が本当の主語になります。そのため、それが単数であれば「is」を使用して、複数であれば「are」を使用します。今回はwillが使用されているので「be」を使用されていますが、同じ構文になります。そのため、「who以下の人々がいる」と訳をすれば大丈夫です。
Point. ifを訳してみる
Ifを使用した英文法や熟語はいくつもありますが、長文読解であるなら「もし~ならば・・・」と最初に訳をしても良いでしょう。そして、ifは文章を主節と副詞節にわけているので、どこまでがifの内容かをしっかりと把握しましょう。ただ、「,」があるので簡単ですが。
Point. 関係代名詞を含めた文章をしっかりと読む
「remindは(人に)~を思い出す・思い出させる」なので今回は「that以下の内容をremindする」となることがわかります。次に「one’s way of」で「~の生き方」となるので時々出題される熟語ですが覚えていない場合もあるのでしっかりと覚えましょう。また、toがあるため不定詞があると考えずに、「due to」で「~のため・~のせいに」になります。これは「because of」よりも形式ばっていますが同じ意味なので併せて覚えましょう。