公 開 | 2017年 |
監 督 | 原田眞人 |
原 作 | 司馬遼太郎「関ヶ原」 |
時 間 | 149分 |
出 演 | 岡田准一 有村架純 平岳大 東出昌大 北村有起哉 伊藤歩 中嶋しゅう 音尾琢真 松角洋平 和田正人 キムラ緑子 滝藤賢一 大場泰正 中越典子 壇蜜 西岡徳馬 松山ケンイチ 役所広司 |
音 楽 | 富貴晴美 |
配 給 | 東宝 |
興行収入 | 24.0億円 |
H P | https://twitter.com/sekigaharamovie |
1600年に天下分け目の戦いである関ケ原の戦いを舞台にした映画である。豊臣家への忠義から合戦を挑んだ石田三成(岡田准一)に対して天下取りを狙う徳川家康(役所広司)に対して戦いを挑む。圧倒的に有利と言われた石田三成だったが、なぜ敗北したのかを描いた物語である、
司馬遼太郎の原作にも初芽が登場しており、本作では有村架純が演じているが映画内では思った以上にウェートを占めている。そのため、関ケ原の戦いについて予備知識があるならストーリーがわかるが、もしなければサブストーリーは理解できてもメインの内容が理解できない可能性がある。
大人向けの作品であり、豊臣秀吉など酷い訛りで話されるので何を言っているかがわかりづらい場面も多い。そのため、歴史が詳しくない人が見ると全体像がわからないまま物語は進む。結果、なぜ関ケ原の戦いが始まり、なぜ石田三成が敗北したかがわかりづらい点がある。そのため、忍び関連で物語を描くより大きな流れを詳しく描いて欲しかった。
本作では時間の制限があるため省かれるのは仕方がないが関ケ原では避けられないエピソードがないのが残念である。
その代表的なのが島津の退き口である。関ヶ原の戦いの勝敗が決した後に島津義弘が徳川家康の本陣に向かって正面突破するシーンは歴史好きなら、たまらないシーンなのですが残念ながら本作では描かれていません。
そのため不完全燃焼的な感じになりますが、関ケ原合戦の前後について知識がある・原作を読んでいるなど予備知識があれば楽しめる作品だと感じる。予備知識がない場合は石田三成と初芽の淡い恋の物語い感じるかもしれない。
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