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『ジャンヌ・ダルク』フランスの英雄を史実に近い形で描いた映画作品

フランスの窮地を救った少女の伝記物語

『ジャンヌ・ダルク』の基本情報

公 開1999年
監 督リュック・ベッソン
時 間158分
出 演ミラ・ジョボヴィッチ
ジョン・マルコヴィッチ
フェイ・ダナウェイ
ダスティン・ホフマン
音 楽エリック・セラ
配 給Gaumont Buena Vista International (GBVI)
SPE/コロンビア映画
SPE
興行収入$66,976,317
日本22億円

『ジャンヌ・ダルク』あらすじ

百年戦争(1337年~1453年)の戦時中に信仰心豊かなフランス人少女のジャンヌ・ダルクは、イングランド軍により村の焼き討ちにあった。目の前で姉が殺され心の傷を負ったジャンヌに教会の神父は「いつか神が、お前を必要とする日が来る」と告げた。そして数年後に、フランスが劣勢を続ける中でジャンヌからフランス王家へ手紙が届けられた。フランスを救った英雄であり聖女とされたジャンヌを史実に近い形で描かれた作品である。

『ジャンヌ・ダルク』の魅力は変に英雄視をしていない点である

ジャンヌ・ダルクは1412年~1431年まで19年間生きた実在の人物である。わずかな人生であるけど神の声を聞きフランスの窮地を救った英雄として現在は聖女に列されておりフランスで人気の歴史上の人物である。一方で、神格化されすぎているが本作の良い点は現実的なジャンヌ・ダルクが描かれている点である。神の声を聞き、フランスを救うため、兵を率いて戦うために国王の所に行くなど普通ではないが当時の情勢が現実にしたのだろう。

ジャンヌ・ダルクのイメージが精錬された清らかで人々を救うイメージが強いが実際には本作で描かれた様な人物である可能性が強い。研究の中にはジャンヌは癇癪もちで激高しやすかったとあるが作中にもしっかりと描かれている。オルレアン包囲戦では戦闘シーンが見事に描かれているが、味方が敵方の捕虜を捕まえて銀歯をとるだけに頭を砕こうとしているシーンでは当時の捕虜の扱いもわかるが、ジャンヌの動揺の仕方も本当の戦場に立ったからわかったことだと感じる。そもそも、20歳にも満たない少女にフランスの命運をかけるぐらいフランスが窮地に陥っていた点と神への信仰心の強さを感じることができる。

また、フランス国内からもジャンヌが活躍するにしたがって存在が邪魔に関しるようになっている点も非常に興味深い。本作では英雄視されない等身大のジャンヌ・ダルクを観ることができる。

歴史映画の面白さと難しさ

歴史映画は史実通りにある程度進める必要があり、結末を変えることはできない(ハッピーエンドばかりでなくオチが面白くないこともある)。そして、映画によっては不親切さがあり、知っていること前提に物語が作られている場合が多い。ただ、洋画に関しては多くの世界で視聴してもらうことを前提に制作されているため予備知識がなくても見れる。そのため、純粋な映画と楽しみながら視聴後に作品の舞台を調べる楽しさがある。そして、当時の雰囲気を映像を観ながら楽しむことができ、パリが城壁があったのだと感じることもできる。『レ・ミゼラブル』でもパリは城壁があったなぁなど感じながら楽しめる。

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