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英文精読講座②「英文を読む力をつけていく」(大学受験)

英文精読講座

はじめに

英文をできる限り早く読みたい受験生向けの内容になっています。そのため、固い文法中心の解釈ではなく、英文を読むためだけの内容になっています。そのため、文法上の細かい内容は英文法で学習していただいて、英文を読むためのポイントを書いています。順番は思いついた順番なので気にしないでください。

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解答

Point.関係代名詞の復習

 関係代名詞は先行詞の内容を説明します。この文章自体は強調構文になっているので、「子供だけでない…画面を見すぎているのは」と日本語訳を求められていない時はこの様に内容を理解しても問題はありません。ただ、綺麗な日本語訳もできるようにしておいてください。

Point.文書の流れから訳を考える

 overdoingは単語帳に掲載されていない単語だと思います。入試問題でも単語帳に掲載されていない英単語が出題されることはあります。その際に重要になるのは、①前後の文脈から単語の意味を類推する、②単語自体を分解して考える、このどちらかが多いでしょう。今回の場合は②の方を使いますが、overは「~を超える」「~すぎる」と言う意味になります。これは日本語でもオーバーリアクションなど使用していることからわかります。そして、doは「~する」ですから「~し過ぎる」と考えれば良いだけです。また、今回はscreen timeをoverdoingしていることになるので、文脈から考えて「画面を見すぎている」でも「画面を見る時間が長すぎる」でも日本語訳では大丈夫でしょう。

 日本語で直訳しても意味が理解できなければ仕方がありません。また、国公立大学の中には直訳ではなく自然な日本語の訳を求める場合も多いので注意しましょう。

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解答

Point. 「, 関係代名詞」の訳し方

 日本語訳を2パターン書いているが、「, where」は前の先行詞の内容を説明しているため②の様に日本語訳をするべきかもしれませんが、①のように1回文章を切って日本語訳をしても内容的に問題はありません。そのため、①の方が速読できるので使う場合が多いでしょう。

*head for~「~に向かう」

解答

Point.even though「たとえ~でも」

 重要な熟語です、even thoughで「たとえ~でも」の意味があり、逆説になります。そのため、文章を読んでいく際に、前の内容と反対のことを言っていると考えられます。今回は「安全」なら「安全でない=危険」となることが想像できます。この様な接続詞は非常に重要になるので必ず覚えてください。

Point.助動詞の後は動詞原形

 文章の中で動詞を見極めることが非常に重要になります。今回の文章自体は難しくはありませんが助動詞のmayを見つければ動詞原形があるはずなので、即座に動詞を見つけられます。もっとも、動詞を見つけることが大事なのは、どこまでが主語かを把握するためです。

Point.二重否定は強調の肯定

 二重否定がある場合は肯定内容に変わります。今回はnotが否定ですが、withoutも「~なし」になるので否定と同じ意味合いです。つまり「~なしではない」なので「~がある」となります。そもそも、二重否定と言う面倒なことをするのは強調しているからです。そのため、読み間違いをしないようにしましょう。

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