勉強の仕方がわからないと相談されることがあります。実際に学習方法など取り組み方を見ていると改善すべきことが多くある場合があります。そのため、今回は学力を上げるために効果的な学習方法をご紹介したいと思います。
まず、効果的な学習を取り組むなら勉強する環境から変えましょう。リビングルームで勉強をしているケースがあります。確かに、勉強が嫌で嫌で集中して取り組めない場合であれば、テレビの音や家族の生活音でザワザワしている場所の方が飽きずに勉強できると考えるのもわかりません。しかし、その様な状況でしか勉強ができないのであれば学校での授業中はどうなっているのでしょうか?もし、授業中は静かに聞けているなら同じ状況を普段の勉強でも実践してください。一方で、授業中に騒いでいる様な状況であれば志望校に合格するために学力を上げるのは困難です。それは勉強らしいことをしているだけで、-ではないかもしれませんが、あまり効果的な学習とはいえないでしょう。そこを改善してください。
また、寝ながら勉強している、携帯電話を触りながら勉強しているケースがあります。いわゆる、ながら勉強になりますが、これらの行為も学習効果を高めることはできません。そのため、試験の時と同じような状況で勉強ができるかどうかが重要になります。試験時に携帯を触ったり、誰かと話すことはないでしょう。さらに言えば、プリントを手に取って持ち上げて読んでいる場合もあります。あるいは、落ち着きがないぐらいバタバタ動いている場合もあります。その時に、「テスト中でも同じことしているの?」と質問すると「テスト中はしていない」と必ず答えが返ってきます。そのため、テスト中にできることは普段から取り組んでおけば学力を伸ばしやすくなります。ただ、声を出して暗記したいなど状況によってはテストと同じ状況でなくても大丈夫です。その辺は、状況次第で考えてください。
勉強時に学習姿勢を意識することが勉強を始める第一歩になります。あくまで、テストと同じ学習状況をつくれるかどうかで学力の伸びが変わります。とりあえず、「ながら勉強」を辞めることから始めてはいかがでしょうか。