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英文精読講座⑤「英文を読む力をつけていく」(大学受験)

英文精読

はじめに

英文をできる限り早く読みたい受験生向けの内容になっています。そのため、固い文法中心の解釈ではなく、英文を読むためだけの内容になっています。そのため、文法上の細かい内容は英文法で学習していただいて、英文を読むためのポイントを書いています。順番は思いついた順番なので気にしないでください。

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Point.不定詞がわからなくなった時

 不定詞には形容詞用法、名詞用法、副詞用法などがありますが文法上は大事な内容かもしれませんが、長文読解では深く考える必要はありません。文脈に沿って適語で訳せば良い。ただ、不定詞が増えると混乱する中高生が多くいます。そのため、わからなくなった場合は「to以下の~」と考えてみましょう

例えば、今回で言えば「to以下の記憶」となります。to V Oの形になっているので「情報を蓄える記憶」とすれば大丈夫でしょう。また、2つ目の不定詞も「to以下の情報」になるので「後に使用される情報」とすれば良い。そのため、不定詞が含んだ文章で日本語訳がわからなくなった場合は1度分解して「to以下の〇〇」と考えれば良いでしょう。

Point.受動態をしっかりと訳にいれる

 日本語訳は自然な訳を意識した方が良いのですが、今回のbe usedはわかりやすいですが明らかに受動態になります。日本語訳をすると能動で訳をする場合や過去形で訳をする場合が多いのためbe動詞+p.p.を見れば受動態と直ぐにわかるようにしましょう。

Point.関係代名詞はしっかりと理解する

 主語がThe curious thing about thisになり、動詞がisとなるためthat以下の内容はCとなる。一応確認で、SVCの第二文型ではbe動詞が使用されることが多く、S=Cの関係になっていることがわかる。今回も関係代名詞を使用しているがS=Cの関係になっていることがわかる。そのため、前から訳をすれば良い。また、今回のthisは代名詞であり、本文では前文があるはずなのでしっかりと理解するようにしよう。

Point.意訳をできるようにする

 まず、今回は精読というより意訳にした方が綺麗な文章になると考えたので直訳にはなっていません。thatの内容はin most families is workingは「ほとんどの家族は働いている」となります。both the husband and wife is workingで「夫と妻の両方は働いている」となっています。これからもわかるように、共働きで働いていることが言いたいとわかるはずです。そのため、無理をせずに「ほとんどの家庭で妻と夫は両方とも働いている」とすれば良いでしょう。

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Point.語彙力をしっかりとつける

 まず、manの複数形はmenとなるので「男たち」としなければなりません。そのためtheir main aimと複数形になっていることがわかります。また、runの「走る」は自動詞でありthese studiosを前置詞なしで置くことはできません。そのため、他動詞の「~を経営する」の意味であることがわかります。また、as~as possibleは有名な熟語である「出来る限り~である」の意味になります。そして、moneyは不可算名詞のためmuchを使用しています。

Point.andは順接か並立か?

 現代文でも順接は「そして」、並立は「また」と意識して読解するように、この2つの意味を間違えてはいけません。そのため、英語でも順接か並立かは非常に重要になってきます。もちろん、文脈から確認することもできますが、最初にandの後ろに動詞が存在する場合は順接の方が確率が高いことを知っておけば楽かもしれません。

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