公 開 | 2006年 |
監 督 | 三谷幸喜 |
時 間 | 136分 |
出 演 | 役所広司 松たか子 佐藤浩市 香取慎吾 篠原涼子 戸田恵子 生瀬勝久 麻生久美子 YOU オダギリジョー 角野卓造 近藤芳正 原田美枝子 唐沢寿明 津川雅彦 伊東四朗 西田敏行 |
音楽 | 本間勇輔 |
配 給 | 東宝 |
興行収入 | 60.8億円 |
大晦日を迎えた「ホテルアバンティ」では年越しカウントダウンパーティーの準備で大忙しの状態であった。その中でも副支配人の新堂平吉(役所広司)は、様々な問題に機転を利かせて対応していく。だが、色々な問題が発生しすぎて…果たして無事に年越しカウントダウンパーティーを成功させることができるか。
大晦日の年越し前の2時間を描いた作品であるが、登場する人物の個性が非常に強いメンバーで固められている。その登場人物が色々と問題をおこしていくのでドタバタしたコメディ映画である、
良くも悪くも個性の強さが気になる作品である。気軽に見ることができる一方で、従業員も顧客も油断していれば何かをしてくる点もあり集中して観ておかなければならない場面も多い。そのため、ある意味で気楽に観れて、ある意味で目まぐるしい変化が起きる作品である。
ストーリーに関しては、細々とエピソードが展開されるが最終的には上手くまとめきれている感じがする。伏線が上手いこと回収されており観ていて楽しい作品である。もちろん、三谷幸喜の作品である以上は大爆笑する映画というよりは、クスっと笑えるシーンが多い作品である。
HEAVEN Japan公式オンラインショップ『The 有頂天ホテル』の最大の特徴は出演陣が豪華な点である。例えば、オダギリジョーが筆耕係としてホテルで働きながら字が上手いこと書けないことに悩んでいる姿や汚職国会議員として優柔不断な意味不明な行動をとる佐藤浩市、事故に遭った大富豪である津川雅彦、すぐに死にたがる演歌歌手の西田敏行など三谷幸喜作品ではおなじみの人物も多く出演している。
今、改めて観てみると豪華な出演陣で固めていたことがよくわかる。そのため目移りが多くしてしまう点があり、ある意味で忙しい作品である。
映画作品として、仕上がっている作品である。そのため、1度観て欲しい作品である。
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