大学受験に必要な参考書や問題集について活用方法も含めて紹介しています。青色の「英単語ターゲット1900大学入試出る順」 と並んで有名な熟語帳です。志望校に合格するために必須かを考えてみましょう。
まず、本書を必要とするのは難関大学を目指している受験生である。また、本書を仕上げるまでに時間がかかるが中堅私大や共通テストにも出題される英熟語が中盤に書かれているように、ある程度は網羅しないと効果がない熟語帳である。一方で、どの熟語帳も似ているので、あまり深く考えずに「英単語ターゲット1900大学入試出る順」を使用しているから、熟語帳も揃える程度の動機でも構いません。
まず、優先順位では単語をある程度仕上げてから並行して学習を始めます。目安とすれば、「英単語ターゲット1900大学入試出る順」で800程度の単語は完成させておきたい所です。その後、並行に読み込みことが大事ですが、やはり単語帳と実際の長文では覚えていたつもりでも言えないことが多い。そのため、長文読解とは同時に学習していきましょう。
「英単語ターゲット1900大学入試出る順」が800単語までの正答率が90%程度までに到達していくと、本書を並行して取り組んでいきます。目安としては1日200単語をチェックさせていきます。この数は一見難しく思えるかもしれませんが、単語帳で熟語関連をマーカーすることで、ある程度は覚えている熟語が多くあります。そのため、約10~15分程度で行えます。
注意点はチェックをしている最中に意味が分からなかった熟語に関しては付箋を貼るようにしましょう。ペンでチェックをするより付箋の方が、パッと見てどれだけやらなくてはいけないか気づけます。そして、できれば毎日取り組んでほしいのですが、時間がなければ2日1回程度は覚えるようにしましょう。
早ければ3か月程度、標準で6か月程度で仕上がりますが英単語帳と熟語帳は受験当日まで付き合うことになるのでボロボロになるまで読み込むようにしてください。覚えたつもりでも、更にその先があります。それを考えると高校3年生の4月頃までには本書を学習できるようにしておきたい。