「高校入試10日でできる国語長文〈実戦〉」高校入試の直前対策
- 学力向上委員会
- 1月 1, 2024
「高校入試10日でできる国語長文〈実戦〉」
中学生が定期試験や受験勉強に必要な参考書や問題集の感想を書いています。テスト対策の参考の１つとしてご覧ください。
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高校入試直前期に最適な一冊
まず、参考書の難易度と目的や時期についての概略です。
- 学力・・・中学３年生秋頃～冬
- 目的・・・高校入試対策
- 難易度・・・★★★☆☆
本書で掲載されている問題は公立高校や私立高校の過去問からの抜粋になります。１つ１つの問題はしっかりとした内容になっているので国語の勉強に慣れていない中学生は苦労するかもしれません。ただ、中３の秋ごろ以降に過去問演習などを取り組む前に一通り問題を解くことで力をつけることができます。
そのため、本書を使用する生徒は、「国語の点数を50点前後から70点前後まで上げたい」場合に丁度良い教材になります。本文内容はしっかりしており、記述問題に関しても基本通りの内容になっているので、国語の点数がとれない、自信がない中学生にとっては勉強がしやすい一冊になります。ただ、あくまで難易度は公立高校レベルの内容なので、もしトップ校を目指すなら夏ごろには解き終えたい１冊になります。
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実際に使用した感想
本書を学習するまでに最低は１冊は国語の問題を正しい解き方をしているかどうかが大事になります。そうすると、回数を重ねるごとに問題の解き方が良くなってくることがわかります。ただ、本書では解答のプロセスは必要最低限になっているために、答えがわかったつもりで終わってしまう可能性は否定できません。そのため、独学で本書を勉強する受験生には「指示語」と「接続詞」をしっかりと意識するようにして欲しい。特に「指示語」では、それが何を意味しているのかを考えながら解くようにしましょう。そうすることで、学習効果を高めることができます。
実際に使用するケースは、中学3年生の10月～12月頃の期間に取り組んでおり、その期間で1冊が終われば良いぐらいのペースで進めています。場合によれば、週3～5回ずつ進める場合もありますが、基本は週1～2回分程度で進めれば十分です。
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