• 大学受験・高校受験の志望校合格へのポイント

大学入試における女子枠の効果と課題

女子枠は誰が得する?

■ 差別を助長する女子枠の導入

高校まで同じ教育を受け、男女間で差別がない扱いを勉強面で受けている以上は入試に性別ごとの枠をつくることは差別を助長して良いメッセージを大学は発信しているのだろうか?

まず、第一に感じたのはこの思いである。以前に、ある医大が女性や多浪生に内密に減点をしていたことが問題となり批判されたが、公表しているだけでやっている内容は同じことである。実際に、東京工業大学(現:東京科学大学)が募集人員の約14%の女子枠を設定したことで、減少したのが一般選抜の募集枠である。結果として、性別によって受験できる試験が変わることは憲法14条の法の下の平等に違反しているように感じます(*専門家でも議論されている)。ただ、大学機関が導入を決めたということ法の下の平等に違反していないだけの自信があるのでしょう。もし、違憲判決でもでようものなら法学部の立場はないでしょうが…。ただ、実質的平等を目指してといいますが、女性を理系に進めない様に妨害しているのは誰ですか?誰もが受験したい学部を受けることはできます。では、何が実質的平等を阻んでいるのでしょうか?

一番怖いのは、大学が率先して性別での差別を助長していることです。言い換えるなら、もっともらしい理由をつければ差別は出来ることの暗示です。そうすると女子枠を設置していなくても総合選抜型入試も実質女子を優先しているかもしれません。そうすると、被害者は一般枠の減少で不合格になった受験生と一般選抜で合格した女子ではないでしょうか。入学すれば一般選抜か女子枠か解らないため偏見の目で見られるでしょう。

■ モチベーションを低下させる方針

もし、企業に勤めていて女性だからという理由で優先的に昇進した場合はどうですか?そのことで収入が異なってくるわけですし、生涯年収でとんでもない差が生まれる場合もあります。そのため、優秀な人材やコミュニケーション能力が高い人であれば受け入れられるでしょうが、平均以下の場合は必ず不満が残ります。もちろん、男性であっても平均以下の仕事になる人がいます。ただ、性別によって優先された以上は平均以上の結果を必ず求めたくなります。そうすると、女性自身も不幸になる気がします。

同じことは大学でも言えますが、女子枠が増えれば増えるほど受験生や在校生のモチベーションが下がっていきます。なぜなら、頑張ったことよりも頑張れないことで評価されるからです。そうすると、その大学を受験したいと思うでしょうか?同じことは推薦入試自体にも言えて、関西学院大学が推薦入試の枠を広げ過ぎたために不満が高まりました。結果として、一般選抜の枠を拡大させる方針に変えましたが気が付けば関西大学と同列の扱いになってしまいました。それは当たり前で、勉強を頑張った受験生ほど頑張らずに合格する人を敬遠します。女子枠で合格した受験生も優秀な人もいるでしょうが、世間の認知は女子枠だから合格できたと考えます。

なぜ、私立大学より国公立大学の方が重視されているからといえば、推薦枠が少なく学力が保障されている点ではないでしょうか。もちろん、難関私大は中途半端な国公立より難しいのですが、やはり勉強が出来ない生徒が一定数いるのは間違いありません。では、女子枠を増やすことで誰が喜ぶのでしょうか?結局、女性の研究員を増やして理系分野を盛り上げたいというより、大学(学部)に女子が増えることで華やかな雰囲気になると考えているのではないかと邪推します。

女子枠増加によって一般選抜の枠が減り難易度上昇(偏差値上昇)により評価が上がるか敬遠されるかどちらになるでしょか

【じゃらん】有名温泉から穴場まで温泉旅館・ホテル5,000件以上が予約OK!

■ 女子枠を増やすことは質の低下

国公立大学での女子枠をつくることは、学力が十分に達していない女子の受験生を確保する目的といえます。そうでないなら、一般選抜入試で良いわけですから…。そのため、授業についていけるかどうかが疑問です。

例えば、以前に後期入試で理系科目が出来ない生徒が理系の大学に進学することができました。センター試験(共通テスト)も理系科目は半分にも満たない状態だったので心配していましたが案の定留年をしています。そのため、女子枠で入学してきた受験生は授業についてこれるだけの学力があるのでしょうか?文系であれば誤魔化せる点はありますが、理系であれば授業についていけません。それが1割程度いるということは授業の質を低下させても進級させていくしかありません。

そもそも、女子は理系に進みたいのでしょうか?男性が多いという理由だけで理系を避けていますか?実際には4年間+大学院(2年間)の合計6年間を通ってこそ理系といえるので女子だからと優先するのではなく、しっかりと勉強して進学した方が良いに決まっています。

ただ、まともな大学の理系に進学するためには高校時代にかなりの勉強量は必要となります。特に数学Ⅲまで必要となるので文系のように追い込みをかけづらいのも事実です。そうすると高校生では女子の方が多方面に興味が広がっています。例えば、色恋沙汰に関しても受験時でも男子より女子の方が悩んでいる時間が多いように感じます。そのため、「数学の才能がある」か「数学を繰り返し解く時間がある」学生でなければ理系に進学することが難しいので、女子が少なくなるのはわかります。実際に、理系大学生と文系大学生を比べて、「どちらがオシャレのイメージでしょか?」と質問すれば文系大学生の方が多いでしょう(*実際は人によりますが)。そうすると、女子高校生から考えればどちらが魅力的に見えるでしょうか?もっとも、女子が少ない理系学部は非常に大事にされる点はあります。ただ、地方の理系学部の国公立に進学した女の子が他からの情報で彼氏をコロコロ変えていると聞いた時は悲しい気持ちにはなりました。

結局、なぜ女子を増やさなければいけないのか?の視点がないまま女子枠だけが増えた印象です。

家電・デジタル家電の宅配買取なら「NETOFF家電」!

■ まとめ

  • 高校までの教育内容に性別で差がないのに入試方式(難易度)で差をつけることは差別に感じる
  • 勉強を頑張る学生ほど不公平な入試方式に不満を高める
  • 一般選抜入試の女子が偏見の目で見られる
  • 理系は学科まで考えて出願するため、そこまで考えない学生が多い
  • 理系を増やすには小学生の頃から機械などに興味を持たせることが大事

女子枠を認めるなら外国人枠も認めることも容認している気がします。ますます一般選抜入試の枠が狭くなるかもしれません。

コメントを残す