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私立高校入試の茶番と問題点

■ 私立高校入試は茶番?

私立高校を専願にしているにも関わらず、一所懸命勉強している中学生を見ると少し気の毒に感じます。なぜなら、中学校と高校の間で行われる事前相談(入試相談)の存在があるからです。そのため、当日の試験結果によって合否が決まるのではなく、事前に合否がほぼ決まっていることがあることです。実際に、2015年にある高校が試験の総合点を大きく上回った受験生が不合格になった事例があったため、改善指導がされています。ただ、相変わらず事前相談(入試相談)が続けられており、地域や学校によっては業者が実施するテストが合格基準になっているケースもあります。そのため、クラスや塾などで「全員、私立高校に合格した」と言っていますが、「じゃあ公立高校も全員したの?」と聞けば反応はありません。むしろ、私立高校に不合格者(未受験)を出す方が何があったかと思います(*ただし、希望のコースにならない場合はある)。そのため、私立高校入試が雰囲気だけの茶番にしか感じないことがあります。

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■ 私立高校入試の問題点

まず、事前相談(入試相談)は中学生をどこかの学校に進学させるため中学校や生徒(保護者)にメリットがあり、高校側も生徒数の確保をしやすいこともありメリットばかりに思います。そして、私立高校の定員が厳守でないため大幅に超えても問題はありません。そのため、学年によってクラス数が異なることがあります。では、メリットばかりに感じますが、問題点もあります。

まず、内申点を基準に合否が判断してしまうと中学3年生11月時点までの学力しか見られません。そのため、残り2~3ヵ月間にどれだけ頑張っても意味がなくなることがある点です。そのため、部活引退後などで追い込みをかけている生徒の頑張りが反映されない点がある。逆に、頑張らなくても良いと考えるなら入試に向けての勉強するモチベーションは低下する。それどころか、中学校や学習塾だけでなく保護者向けの説明会で内申点が9科目(5科目)で〇〇程度で入試本番や保有資格などの総合点によって判断など、ほぼ公然と合格基準を保護者に話していることがある。そのため、言ったもの勝ちの状態になっている。そもそも、中学生の進路確保するためと言いながら1.5次入試、2次入試があるため進路先を確保できないことが稀である。

そのため、私立高校に専願を希望する生徒は内申点だけを上げることを考えれば良い。そして、定期試験と入試問題では難易度が雲泥の差があるだけでなく、公立高校より私立高校の方が合格が決まるため学力不足の生徒が増えていく可能性がある。そもそも、専願と併願で基準が違う段階で入学後に学力差が酷い高校もある…。

以上のことを考えると、ネットには事前相談の内容が多く流れているため誰もが知れる内容であるが、都道府県の教育員会や文科省は特に動かない点を見れば問題になるまで知らない顔か本当に知らないのか(*その程度の情報が集まらないなら教育関係は無理な気はしますが)。どちらにせよ、真面目に一生懸命に努力している中学生が公平な場で競争できる仕組みに戻すべきではないでしょうか

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