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「入門英文問題精講」竹岡広信著の英文を精読するための参考書

「入門英文問題精講」

はじめに

大学受験に必要な参考書や問題集について活用方法も含めて紹介しています。国公立大学の2次対策に必要となる記述力を増やすための教材として使い勝手が良い参考書になります。

英語参考書一覧のページ

入門英文問題精講/竹岡広信【1000円以上送料無料】

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感想(1件)

最近、人気の講師である竹岡広信による英文の精読を練習する参考書である。4行程度の英文を見開きで解説しており、少しづつ英語精読の力をつけることができる参考書です。英語長文を読解していても正答率が上がらない受験生が英文を見直すための1冊になります。

  • 学力・・・高校2年生~高校3年生
  • 目的・・・中堅私大~国公立大学
  • 難易度・・・★★★☆☆

私大対策の場合は読解方法を学んでいくことを中心に学習すれば十分です。ただ、解説を読んで「なるほど」で終わるだけでなく、本書で学習した内容を長文読解で解きながら確認することが大事になります。そのため、長文読解とセットで学習することで効果が上がるでしょう。

国公立大学に関しては和訳の練習としても日本語訳をしっかりと書いて、ポイントをしっかりと読みこみましょう。そのため、時間はかかりますが本書をしっかりと読みこむことで和訳問題の対策の基礎ができます。

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長文読解を早めに指導することもあり、読解力がある受験生に対しては本書を学習しないケースもあります。ただ、英文を読み方が下手、時間がかかる、問題の正答率が低いなど読解に苦戦している受験生を中心に取り組むことが多い。この様な受験生は何となく英文を読んでいるため、読解力がしっかりと身につかない状態で学習している。そのため、本書をも見直して精読の基本に立ち返るために重要な参考書です。ある程度、英文が読める力があるからこそ本書の内容をしっかりと理解することができます。

30分程度空いた時間で1題か2題程度問題を解かせて解説を熟読すれば2~3ヵ月程度である程度は仕上げることができます。そして、長文読解などで問題を解いた際に本書で書かれた内容を復習すれば精読自体は問題なくなるでしょう。

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