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関西大学の英語を攻略する【大学別英語受験対策】

関西大学の英語を攻略

関西大学の英語の特徴

まず、基本的に出題形式は変わらないのですが、あくまで例年の傾向からの対策になります。では、関西大学の出題方式は以下の内容になります。

大問内容問題数
大問Ⅰ‐A会話文5問
大問Ⅰ‐Bパラグラフ並び替え6問
大問Ⅱ長文読解(空欄補充・正誤問題)22問
大問Ⅲ長文読解(下線部問題・正誤問題)17問
  • 時間・・・80分
  • 点数・・・200点
  • 難易度・・・★★★☆☆
  • 目標点・・・150/200点
  • 特徴・・・オールマーク方式

関西大学の心得

まず、関西大学の英語を攻略するためには大問Ⅰの会話文とパラグラフの並び替えを全問正解する必要があります。特に、パラグラフの並び替えは1つ間違えれば、大幅に点数を落とすため必ず全問正解するようにしましょう。また、大問の難易度では「大問Ⅰ→大問Ⅲ→大問Ⅱ」の順番で難しくなります。もちろん、年度によりますが大問Ⅱは空欄補充問題が4択のため、大問Ⅲの3択に比べて単純に難しいのは当たり前です。そのため、大問Ⅰと大問Ⅱの点数が高ければ合格に近づくでしょう。

まず、関西大学の英語は良い意味でも悪い意味でも癖がありません。そのため、英文にしても設問にしても難しくはありません。逆に言えば、得点率が7割程度では合格は厳しくなると考えましょう。どうしても、他の受験生と差がつきにくい問題のためにケアレスミスを特に注意するようにしましょう。

また、長文読解が中心のために読解力は身につけておきましょう。できる限り、多くの英文を読むことを早い段階から取り組んでいる方が効果的です。文字数も800字程度の長文が2題は出題されるので集中力を維持することが大事になります。

以上のことから、①英文を早く読む、②得点差がつきにくい難易度のためケアレスミスを注意、③会話文・パラグラフ並び替えは全問正解が基本、この3点は意識するようにしてください。

英語攻略の準備

関西大学の英語が長文読解が中心である以上は英文を読むことに慣れておく必要があります。そのために必要なことは①語彙力、②英文の読み方、③日本語の力、これらが必要となります。

まず、①の語彙力ですが関西大学の英文は難しい単語も出題されえることもありますが基本的にはオーソドックスな出題になります。それこそ、「英単語ターゲット1900大学入試出る順」 と「英熟語ターゲット1000」を全て網羅すれば大丈夫でしょう。もちろん、複数の意味や派生語なども覚えていきますが関関同立の中でその準備が比較的少ないのが関西大学になります。目安は、高校3年生の夏ごろまでに全範囲を覚えることを目標としましょう。最悪10月末までには覚えてほしい。

②では、英文を読む力をつけてください。関係代名詞の省略、不定詞、分詞など必要最低限の知識と読み方を理解しておくことは必要です。ただ、文法問題が出題されるわけではないので(大問Ⅱに一部文法の知識が必要な空欄問題が出題されることはあるが)、重箱の隅のような英文法ではなく頻繁に使用されている英文法をしっかりと訳せるようにすること。これは、高校2年生段階で十分に到達できる内容であるため、英文の読み方を早い段階から身につけて、多くの英文を解いてください。

③に関しては、英文を読む量が多い以上は速読は必須になります。その際に、話の流れを理解しながら文章を読むと早く読めます。よく、「英文は読んでいるけど、文章は読んでいない」という状況になる受験生がいます。英文を全訳した後に、結局何の話をしていた?と聞いても答えられません。訳はある程度できているが、文章は理解していない受験生がいます。これは、英語の力だけでなく、日本語の力でもあるので国語力は普段から意識しておくと良いでしょう。

では、実際に関西大学を合格するために勉強を開始する時期ですが、高校2年生12月~高校3年生3月頃から開始して欲しい。もちろん、国公立大学を目指して志望校変更や、同志社大学を目指して変更なら問題はないが、ほぼゼロの状態から受験勉強を開始することを想定した時期である。逆算すると、高校3年生の8月には過去問を解いていけるレベルに達したいので、上記の時期から開始することはした方が良いだろう。

最後に

関西大学の英語は本文、設問ともに難易度が高くないために点数がとれて当然になります。そのため、ケアレスミスによる間違いを特に気を付けて欲しい。8割以上の正答率の受験生でも簡単な問題を落とすことがあるので、意識しておこう。

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