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「ソクトレ150 英文速読トレーニング はじめて編」中3から高校生まで使える参考書

「ソクトレ150 英文速読トレーニング はじめて編」

はじめに

大学受験に必要な参考書や問題集について活用方法も含めて紹介しています。今回はアルクから出版されている英文速読の参考書を紹介します。中学3年生からも使用できる内容なのが嬉しい1冊になっています。

英語参考書一覧のページ

ソクトレ150 英文速読トレーニング はじめて編/中野達也【1000円以上送料無料】

価格:1540円
(2023/10/15 09:26時点)
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速読を鍛えたい中高生のための1冊

英語の文章を読むことに苦労している中高生が多くいます。確かに、英文解釈を学習していけば文章を読む力もつくのでしょうが時間はかかります。それよりも、英文を読みながら速読力を身に着けたい中高生には本書が適しています。

  • 学力・・・中学3年生~高校1・2年生(英検3級程度)
  • 目的・・・英文を早く読むための基礎作りに使用

本書が勉強しやすい理由は難しい文法力は必要としないからです。そのため、中学3年生や英検3級程度の学力があれば、どんどん英文を読んでいくことができます。あくまで英文を読みながら長文読解力や速読を身に着けたい中高生にむいている参考書であり、詳しい本文の解説はありません。しかし、問題量が多いために英文に慣れる意味でも取り組みやすい教材になります。

実際の使用方法

受験勉強のかなり初期の段階から使用していきます。もちろん、「データベース3000」ではlev3~4程度の語彙力が身についてからですが、ある程度語彙力が身につけば一気に本書を使用して読解をしていきます。その際に、2パターンの生徒がいて、①読解を通して英文を読むことに慣れることが目的、②読む速度を上げるために音読も含めて学習する、この2パターンになります。

①の場合は、文法上の注意点を最小限に抑えながら日本語訳がまともな文章になっていることを確認します。そして、本文の内容をしっかりと理解させる目的があります。

②の場合は、明らかに日本語訳に時間がかかっている生徒を中心に、「自分で読む」→「日本語訳を目の前でさせる」→「音読をもの前でさせる」→「家で3回音読を宿題にする」ことで速読を身に着けます。

そのため、①の場合はどんどん英文を読んでいきますが、②の場合は1日1題に絞って同じ文章を何度も学習させます。ただ、ここで下地をつくっておけば英語参考書紹介「ソクトレ150 英文速読トレーニング 標準編」で習熟度を更に高めることができます。

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最後に

本書は詳しい解説はないため文章を1つ1つ解読したい高校生には合わないかもしれません。一方で、英文をどんどん読みたい高校生には良書になります。自身の目的を考えて取り組んでみてください。

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