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「速読英単語 入門編」英語が苦手な高校生でも始められる単語帳

「速読英単語 入門編」

はじめに

大学受験に必要な参考書や問題集について活用方法も含めて紹介しています。今回は単語帳に関してです。単語帳は何冊もあるので、どれを選んでよいかわからないかもしれません。そのため、参考にしてもらえればと思います。

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感想(2件)

中学単語から復習できる

単語帳の中では中学生の復習を中心に高校1年生~2年生程度の単語を学習できる単語帳になります。そのため、本書1冊で大学受験は乗り越えることはできないのですが、中学時代に覚えきれていなかった内容を学習し直せます。

  • 学力・・・中学2年生~高校1年生(高校2年生)
  • 目的・・・中学英単語の復習・高校1年生レベルを覚える
  • 難易度・・・★★☆☆☆

内容的には「データベース3000」のLEV1~3程度(全LEV6)の内容でありますが、より詳しく書かれた単語帳になります。ただ、だからと言って簡単な単語帳ではありません。覚えるべき内容も多いので、しっかりと学習すれば英単語の基礎が身に付きます。もし、英語が苦手であれば、「データベース3000」や標準編を取り組む前に一通り学習した方が良いでしょう。そのため、高校1年生頃に取り組んだ方が良いでしょう。

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実際の使用方法

速読英単語は英単語だけでなく長文読解を通して学習できることがポイントです。そのため、無機質に英単語を覚えることが苦手な受験生であれば、英文を通して覚えたい受験生にはちょうど良いです。ただ、使い方は英単語をある程度覚えたのちに英文読解で全訳をしてもらいます。その後に、英文を3回スピーキングします。それを一連の学習方法として繰り返します。

つまり、単純に英単語を覚えるのはなくて、英文読解や速読の力をつけるために取り組みます。そのため、単語自体は1ヵ月~3ヵ月程度で覚えることはできますが、読解力を通して丁寧に取り組んで3ヵ月~6ヵ月程度で終わらせる方が良いでしょう。できれば高校1年生の間に取り組んでほしいのですが、受験勉強を始めた最初に取り組んでみるのは良いでしょう。

実際に取り組んでいるのは、時間的に余裕がある時期から始めた受験生か「データベース3000」の英単語が覚えるペースが遅い場合に1段下げて取り組みます。

本書は絶対的に取り組む参考書ではないのですが、英語が苦手な受験生は最初に取り組んだ方が良い単語帳です。また、速読を身に着けたい受験生であれば単語を確認しながら学習できる単語帳でもあります。

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